じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



03月のインデックスへ戻る
最新版へ戻る


 3月26日放送の「チコちゃんに叱られる!」で「山中先生がいつか見てみたい! 砂漠の絶景」という話題を取り上げていた。
 左の写真は私自身がこれまでに見た砂漠の絶景。
  • ウルムチ→北京の機上から眺めるゴビ砂漠。
  • エチオピア・ダナキル砂漠。岩塩を運ぶラクダの隊列。
  • オーストラリア上空。アマデウス湖付近。オーストラリア大陸内部は、火星のような赤茶けた砂漠が広がっていた。


2021年3月30日(火)



【連載】#チコちゃんに叱られる!「砂漠の絶景」「なぜ燃やすと煙が出る?」

 3月26日に初回放送された、NHK チコちゃんに叱られる!の感想と考察。

 今回は、
  1. なぜ走っている人はやたらと音楽を聴いている?
  2. 野球のストライクってなに?
  3. 山中先生がいつか見てみたい! 砂漠の絶景
  4. なぜ燃やすと煙が出る?
という4つの話題のうち、3.と4.について考察する。

 まず、3.の山中先生【鳥取大学乾燥地研究センター】の「いつか見てみたい! 砂漠の絶景」としては、
  • 第3位 トルクメニスタン・カラクム砂漠・地獄の門
  • 第2位 ナミビア・ナミブ砂漠のミステリーサークル
  • 第1位 チリ・アタカマ砂漠のスーパーブルーム(数年に一度、休眠している植物が雨が降ったあとでいっせいに花を咲かせる現象。
が挙げられた。
 このうち第3位の地獄の門は、2013年に訪れたことがあった。もっとも、地獄の門から少し離れたダムラ村近辺のほうが、砂漠らしい風景が広がっていた。
 第1位のアタカマ砂漠は、2004年に訪れたことがあった。特に月の谷の夕焼けはなかなかの絶景であった。




 4.の「なぜ燃やすと煙が出る?」は、番組では「酸素と熱が足りないから」と説明された。番組によれば、煙というのは気体ではなく、個体や液体。
  • 薪を燃やした時にはまず湯気が出る。その後、薪が燃える際に不完全燃焼が起こると、酸素と結びつかなかった炭素の微粒子が煙として出てくる。
  • 肉は220℃以上で焼くと、肉の脂がオイルミストとなって煙として出てくる。
  • 燻製のように、意図的に煙を食材にまとわせる調理法もある。
というように説明された。

 ウィキペディアでは、煙は、
一般に煙は気体中に微粒子群(10μm程度未満)が浮遊している状態をいう[1]。その多くは熱分解反応や燃焼反応によって生成される。ただし、土煙は燃焼ではなく埃や砂が巻き上げられることで発生する。
霧も空気中に水の粒子が浮遊している状態であるが、粒子が大きく(10μm-50μm)、生成過程も大きく異なるため煙とは呼ばない。しかし、煙霧質と捉えると煙と霧の区別は明確にしにくい。
というように、土煙も含めて「煙」としていた。

 以上の説明については特に疑問はないが、私が子どもの頃は、
  • 薪や石炭をくべてお風呂を沸かす
  • 落ち葉のたき火
  • 所構わず喫煙する人の煙
  • 工場や銭湯の煙突の煙
  • 蒸気機関車の煙
というように、いろいろな煙を浴びて生活していた。最近では、バーベキューを除けば、煙を浴びる機会は激減している。それはそれで呼吸器には良いことであるが、少し寂しい気もする【←受動喫煙だけは絶対にお断りだが】。