じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
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 土曜日に注文したスマホ本体「RakutenHand5G」が月曜夕刻に到着した。

2022年6月7日(火)



【連載】「スマホ無し老後」からの脱却(1)「スマホは一切使わない」方針を撤回した理由、注文の経緯

 スマホ無しの隠居人生を貫いてきた私であったが、とうとうその方針を撤回し、スマホ本体を購入、新たに携帯電話番号を取得することになった。私にとっては、新たなスキルに前向きに挑戦するというよりも、スマホ文化に屈服してしまったという敗北感のほうが強いのだが、ま、スマホの活用についていろいろ学ぶことになれば、それなりに認知症予防にも繋がるのではないかと思っている。

 今回の方針変更の理由は別段、何かに急かされたというほどのものではなく、
  • いま契約しているインターネット接続サービス(タブレット用)はデータ通信のみで990円/月となっているが、帰省時以外は殆ど使う機会が無い。であるなら、通話機能をつけて税込み1078円/月であるなら大差ない。
  • スマホ本体については実際使ってみないと分からないので、とりあえず多くの人が使っている標準的なものを試してみたい。
といったところであった。毎月の利用料金についてはもっと格安のものも知っていたが、楽天市場ではけっこう買い物もしているし、楽天版じぶん更新日記も長年執筆していることであり、結局、「Rakuten UN-LIMIT VI」と「Rakuten Hand 5G」という選択となった。

 今回の方針変更の決定的な理由ではないが、スマホを利用することで、
  1. 公衆電話が殆ど無くなってしまったいま、緊急連絡手段として必要。
  2. 個人認証にスマホが不可欠な場合がある。確定申告でも有用。
  3. 海外旅行に出かける場合、新型コロナ水際対策の一環として、出国時、入国時にスマホ必携が求められることがある【←だいぶ緩和されてきたが】
といったメリットはあるかと思う。

 スマホ本体を選ぶにあたっては、当初は「実質0円」と宣伝されている、型落ち品のRakutenHandを購入しようかと思ったが、スマホに詳しい某家族から、宣伝画面に「値引きは乗り換え(MNP)の場合のみ」という但し書きがあることを指摘され、初めての申込でも値引き対象となる実質4900円の「5G」のほうを選択した。
 値引きはこれだけかと思ったが、某家族から、楽天市場のゴールド会員であれば会員優待があるという連絡があり、会員情報から「会員優待」のページを閲覧すると「エントリー後の申込で1200ポイント」という特典があることが分かった。楽天市場のポイント優待制度は複雑で、これまでもクーポン無しで購入したり、ポイント利用にチェックを入れずに手続をしてしまうなどいろいろミスをしてしまうことが少なくない。今回もちゃんと還元されるのかどうか心許ない。

 さて、ネットで、マイナンバーカードのJPEG画像を送信して購入手続をしたところ、翌々日の夕刻には本体と、一緒に注文した「ハイブリッドクリアケース」が送られてきた。
 タブレット購入時もそうだが、まずは充電。しかし梱包品の中には電源アダプタはついておらず(ケーブルのみ)、手持ちのアダプタを代用して充電を完了することができた。こちらによればアダプタは別売品で2200円となっているが、パソコンもタブレットもデジカメも持っていない人が初めてこのスマホを購入した時はどうやって充電をするのだろうかと思った。

 専用アクセサリーとしては、とりあえず「Rakuten Hand 5G ハイブリッドクリアケース」を購入した。全面ガラスフィルムは、100円ショップで購入したがサイズが合わず、結局、以前、タブレット用に購入していた、自分でサイズに合わせて切り取るタイプのフィルムで間に合わせた。

 ということで月曜日は、クリアケースに入れ、フィルムを貼り、充電をしただけで終わってしまった。この先、数々の苦闘が待ち構えているものと思われる。

 次回に続く。