じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
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 5月25日から60歳以上を対象とした新型コロナワクチン4回目接種の予約が始まった。接種直後に動けなくなると困るので、これまで自宅からできるだけ近い徒歩圏内のクリニックを接種会場として希望してきたが、すぐに予約が埋まってしまうためできるだけ早くオンライン予約をする必要があった。
 ところがいつまで待っても接種券が届かないので、こちらからマイサイトを開いたところ、過去3回目と同じ接種券番号で予約をすることができた。すると、本来4回目接種の予約のはずが3回目予約として表示され、すでに接種していた3回目の記録が上書きされてしまった【画像上】ことが判明した。
 その後もちっとも接種券が届かないので、最新情報を閲覧したところ、今回の4回目の接種券は、3回目の摂取時期に応じて「順次発送」となっていて、私の場合は7月15日にならないと発送されないことが判明した【この情報はあとから更新されたものであり、予約時には表示されていなかった】。
 ということでさっそく、オンラインで予約の取り消しを試みたが【画面中段】、なんと、「既に3回目を接種済みのため取り消しできません。」というエラーメッセージが出て取り消しできなくなっていた【画面下段】。
 要するに、この予約システムでは、接種券発送前に4回目の予約をすると、3回目接種実績の有無はチェックされることなく3回目接種として予約されてしまう。しかしその予約を取り消す際には、接種実績が参照されて取り消しできないとフィードバックされるようである。
 ということで、購入・開通したばかりの↓のスマホを使って岡山市新型コロナワクチンコールセンターに電話、その指示で接種会場のクリニックにも電話、さらにもう一度岡山市のセンターに電話し、トータル30分以上の長時間通話となった。まさかRakutenLinkの初利用がコロナ関係機関への電話になるとは思いもよらなかった。

 接種券が届く前にオンライン予約してしまったのは明らかに私のルール違反であったが、せめて、オンライン予約サイトで3回目接種予約なのか4回目接種予約なのかを過去実績に基づいて判別し、「あなたは既に3回目の接種をしているので、まだ4回目の予約はできません」というエラーメッセージを流してほしかった。

2022年6月8日(水)



【連載】「スマホ無し老後」からの脱却(2)トリセツ/初期設定/旧接続サービスのメールの削除

 昨日に続いて、古希を今年に控えた隠居人のスマホ初体験の顛末。

 昨日の日記に記したように、土曜日に注文したスマホ本体は月曜日の夕刻に配達された。梱包内容は、昨日掲載の写真の通りであり、箱の底にはスタートガイドは入っていたものの、取扱説明書は入っていなかった。そこでネットで「RakutenHand 5G 取扱説明書」で検索したところ、こちらにPDF版があることがわかりやっと閲覧できた。パソコンを持っていない人、あるいはパソコン使用経験が無くて初めてスマホを購入した人はどうするのだろうか?

 でもってさっそくそのトリセツを参照。まず製造元が気になったが、トリセツには、

●Shenzhen Tinno Mobile Technology Corp. 26F Tinno Building, No.33 Xian Dong Road, Xili street,Nanshan District, Shenzhen, Guangdong Province, PRC.

と記されており、中国の深センで作られた輸入品であることが分かった。

 次に本体と付属品であるが、付属品の1つはUSB Type-C ケーブルでありこれは見ただけですぐ分かったが、もう1つの謎の部品(昨日掲載の写真右上)は「USB Type-C - 3.5mm イヤホン 変換アダプター」であると判明した。

 本体側面には様々なボタンやコネクターや小さな穴があったが、私が見た目だけで知っていたのは、音量ボタン・電源ボタン・USB Type-Cコネクター・カメラレンズだけであり、それ以外のサブマイク・受話口・スピーカー・指紋センサー・ライトなどはトリセツを見て初めて理解できた。私自身は、これまでWindowsMobileやAndroidタブレットを何年も使っているので、これらの名称・位置はある程度理解できたが、初めてスマホを使う人はどうしているのだろうか。

 続いてスタートガイドを参照しながら初期設定に取りかかった。ここで驚いたのは、初期設定にはWi-Fi環境が必要であるということ。幸い私の家の中はWi-Fiが使えるので事なきを得たが、そうでない人はどこで初期設定をするのだろうか。

 スマホ本体のAndroid立ち上げについては、これまでにもタブレット2台で経験があるので問題無く進めることができた。但し、途中で、位置情報その他についての許可を求める画面があり、何だか分からないままに「OK」を押してしまったがこれで大丈夫なのかどうかは分からない。

 Android立ち上げ後のディスプレイには、楽天関係のアプリのアイコンがたくさん並んでいたが、ショップ、グルメ、オークション、スポーツ(プロ野球やサッカーのファンサイト?)、テレビ、映画、マガジンなど、私には全く興味が無いが、スマホの小画面では到底利用する気になれないようなサービスはことごとくアンインストールした。

 さて、次に行うべきことは私にとっては初めての作業であった。
  • eSIMプロファイルのダウンロード、Wi-Fiをいったん切断して、SIM経由でのネット接続を確認
  • RakutenLinkのアプリの設定と、通話の確認
これらは、特にミスをすることなく、1回で成功した。

 RakutenLink経由での通話の1回目は妻に電話すると約束していたのだが、あいにく妻は外出中で、車の運転中と思われたので、まずは自宅の固定電話にかけてみた。そのあと、上記の新型コロナワクチン4回目接種に関連して岡山市のセンターや接種予約をしていたクリニックに長時間通話をすることとなり、これがスマホ通話の初体験となってしまった。

 ということでとりあえず、SIM経由での接続が確認できたので、忘れないうちに、これまで帰省先などで利用していた接続サービスの解約手続を行った。マイページの情報によれば、このサービスには5年9ヶ月お世話になっていた。接続サービスの解約と同時に付帯していたメールサービスも解約しようと思ったが、受信箱には500通以上の「どうでもいい」メールがたまっていた。このまま放置しておいても自動的に削除されるはずであるが、個人情報を守るため削除作業に取りかかる。ところが、「すべてのメールを選択」という機能が見つからず、やむなく、画面に表示可能な19通ごとにチェックを入れて削除。ところが、削除したメールはゴミ箱に移されただけでまだ残っていた。ここでまた「ゴミ箱を空にする」という機能が見つからなかったため、やむなくゴミ箱のメールを19通ずつチェックをいれて削除した。さらに、「どうでもいい」メールの発信元のほうには、ユーザーサイトにアクセスして、登録Eメールアドレスの変更手続をした。

 ということでとりあえず基本作業は成功した。このあと予定しているのは、LINEの設定、カメラの使い方(特に撮影した画像ファイルの保存、移動)、歩数アプリのインストール、ウォーキング経路の記録など。いっぽう、買い物・支払い系のアプリは、誤操作が怖いので当面は一切利用しない予定。

 次回に続く。