じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
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 このところChatGPTネタの連載を続けているが、2月10日の朝、その画面に、有料版の「ChatGPT Plus」の案内が初めて表示されていた。しかし、毎月20ドルというのはちょっと高すぎる。これまでの連載の中でも指摘したように、ChatGPTの回答は殆どデタラメということもあって、隠居人の茶飲み友達ならまだしも、情報収集のツールとしては未だ完成されていないように思われる。同じ20ドルでも、ウィキペディアが有料化されたなら払ってもよいという気はするが。
 なお、有料化の話については、先月、以下のようなやりとりをしたことがあった。

ChatGPTの運用経費についての質問です。1つの回答をするのにどのくらいのコストがかかりますか?
【AI】OpenAIは公式にChatGPTの運用経費に関する情報を公開していません。
赤字で行き詰まることはないのですか?
【AI】OpenAIは大規模な企業であり、赤字に陥るリスクは低いと考えられています。ただし、経済情勢の変化や市場動向などにより、将来的な赤字に陥る可能性もあります。
このサービスが将来有料化されることはありますか?
【AI】OpenAIは将来的にこのサービスを有料化する計画は発表していません。現在は無料で提供されていますが、将来的に提供方法や料金体系が変更される可能性もあります。
ChatGPTは慈善事業ですか?
【AI】OpenAIは非営利団体ではありません。研究開発や技術提供などを通じて、収益を生み出すことを目的とした企業です。
より多くの人たちがChatGPTに参加すると、なぜ収益が増加するのですか?
【AI】ChatGPTの利用者が増えることで、需要が高まり、より多くの企業や組織がこのサービスを利用する可能性が高まります。これに伴い、OpenAIは多くの収益を生み出すことができるようになります。また、関連サービスや製品の開発・販売などを通じて、追加の収益を生み出すことも可能になります。

2023年2月11日(土)



【小さな話題】最近視たTV番組「鶴瓶の家族に乾杯 岡山編」「ポツンと一軒家 水上村」「北海道分水嶺大縦走」

 最近、録画・再生で視たTV番組のメモと感想。
  • 【2月6日 NHK総合】鶴瓶の家族に乾杯「森山良子が朝ドラ“カムカム”の舞台 ・岡山でぶっつけ本番旅!(前編)」
     鶴瓶さんの番組は時たま視聴しているが、今回は岡山が舞台ということでしっかり録画予約しておいた。
     冒頭にあった総合グラウンドクラブ(旧・第十七師団岡山偕行社)はたまにウォーキングで訪れる馴染みの場所であった【直近のアルバムは2022年12月27日
     放送の後半ではとりいくぐるというゲストハウスが紹介された。旧・西国街道沿いにあり、名前の由来になった鳥居も何かの由来があるはず。次回このあたりをウォーキングすることがあれば、ぜひ、入口だけでも覗いてみたい。
     なおこの番組は、前編と後編に分かれており、後編は2月13日に放送される予定だが、森山良子さんが郊外のブドウ農家を訪ねることになるらしい。近隣のブドウ農家と言えばおそらく津高あたりかと予想される。またまた馴染みの風景がでてくるかどうか楽しみだ。


  • 【朝日放送系]】ポツンと一軒家
     最近は毎回録画予約しており、昼食や夕食時にすこしずつ視るようにしている。
     少し前に熊本県南東部、宮崎県との県境近くで、元村長さんと元区長さんの案内でポツンと一軒家を訪ねるという回があったが【実際は、その再訪企画】、その中で紹介された大吊橋はぜひ行ってみたいところであった。ネットで検索したところ、水上村にある白水滝の吊り橋であることが分かったが、うーむ、そこまで行くというのは、なかなか難しそう。なお、放送の中で、昔の白黒写真をカラー化するというエピソードがあったが、いまの時代、着彩アプリを使えば誰でも簡単に実現可能。私自身の写真は、こちらやその続編にあり。


  • 【1月21日 NHK-BSP拡大版(12月30日にNHK総合で1時間番組として初回放送)】白銀の大縦走〜北海道分水嶺ルート670キロ
    宗谷岬から、北見山地、大雪山、日高山脈の名峰を数珠つなぎにした分水嶺の尾根筋をたどって襟裳岬へと至る670キを踏破した野村良太(当時27)さんの記録。なぜわざわざ厳冬期に歩くのかと言えば、ルートの8割には登山道がないため、無雪期は灌木がジャマをして通行困難になるからだという。
     この大縦走は、単独、ひとつなぎ(一度も下山せず)、無補給【但し食料などは、あらかじめいくつかの避難小屋にデポ】ということにこだわりがあったようだ。田中陽希さんのシリーズでは「単独」といってもかなりの区間はカメラマンが同行していたようだが、今回のケースでは映像の大部分は野村さんが自分で撮影したものであったようだ。
     無補給ということで、出発早々に折れてしまったストックも自力で修理した。もっとも佐幌山荘にデポしておいた食料は、ネズミか何かに囓られてしまい、その後の縦走を危うくする深刻な事態となった。この時、代替の食料を届けてくれたのが、交際相手の優子さんであった。取材後記がこちらにある。