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津山線沿いに咲く水仙2種。勝手に生えることはないので、誰かがこっそり植えたものと思われる。線路沿いは定期的に除草剤が散布されているが、夏場は地中にあるため影響を受けにくいのかもしれない。
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【小さな話題】寿命を縮める食品ランキング(3)コンビニ弁当、各種添加物 3月18日に続いて、YouTubeの【ゆっくり解説】で指摘されていた危ない食品の話題。本日は4.以下について考察する。
なお、これまでに挙げられた危険な食品は以下の通り。(×2)は2つの動画の両方で指摘された食品。すしネタは除く。 「ジャンクフード」(×2)、「エナジードリンク」、「ひじき」、「チリ産養殖サーモン」、「マーガリン」、「菓子パン」、「ポテトチップス」 さて、4.の「7選」で挙げられたのは、順位の低い順から「カット野菜」、「トマトの缶詰」、「ドーナツ」、「アイスクリーム」、「ポテトチップス」、「チリ産養殖サーモン」、「コンビニ弁当」となっていた。 このうち7位の「カット野菜」は私も栄養分は洗浄時に流失してしまい殆ど無いのではないかと思っていた。動画では栄養が取れないという問題のほか、保存が効くように、亜鉛酸ナトリウムや、プールの消毒液などに使用される塩素水に何度も浸して殺菌されると指摘していた。消毒後は何度も水で洗って出荷されているが残留ゼロであるという保証はない。しかも水で洗えば洗うほど栄養分が流失するように思われる。私自身はカット野菜を購入したことはないが、スーパーやコンビニで売られているミックス生野菜にも同じような問題があるかもしれない。なお、動画で言及されていた「亜鉛酸ナトリウム」というのは「次亜塩素酸ナトリウムの間違いの可能性もある。次亜塩素酸ナトリウムはプールの臭いとも表現されるが上水道のほかキッチン用の殺菌剤にも使われている。新型コロナ対策として過剰に使われていた可能性もあるので、カット野菜だけの問題ではないかもしれない。ま、どっちにしても、カット野菜は繊維食物としては有用であっても栄養を満たす食品としては頼りになりそうにもない。 6位の「トマトの缶詰」は、缶詰の内側のコーティングが溶けだして害になると指摘された。もっともそのような缶詰が日本で売られているのかどうかも分からない。 5位の「ドーナツ」は、大量の糖分の有害性に加えて「精製小麦粉」、「精製糖」、「油で揚げる」、という3点がそれぞれ体に悪く、急激に血糖値を上昇させると指摘された。前回までに挙げられていた「菓子パン」と同様の危険性もありそう。 4位の「アイスクリーム」は、大量に含まれる砂糖によってせっかく食べたミネラルやビタミンが消費されてしまうと指摘された。また非常に冷たいということの弊害も指摘された。 3位の「ポテトチップス」はすでに挙げられている通りでアクリルアミドの危険性が指摘されていた。 2位の「チリ産養殖サーモン」も既出。 1位の「コンビニ弁当」は、「この世の食べ物の中で、最も添加物が入った食品」であると指摘された。「夏の暑い日に、外に一週間以上出していても腐ることがないし虫も寄せ付けない」とか「売れ残りのコンビニ弁当を家畜の豚に餌として与えたところ奇形の子豚が生まれてきた」といったエピソードが紹介されていたが、そこまで酷いことはないと思われる。ここでいう「コンビニ弁当」というのがどの範囲までを指すのかもイマイチ分からない。スーパーや大学生協で売られている弁当も同様であるのか、それともいくらか安全なのかも分からない。私自身はこれらの弁当を殆ど買ったことがないが、いずれ加齢が進んだ時には弁当の宅配に頼る可能性があり、もう少し調べておく必要がありそう。 ということで、「7選」までに挙げられた危険な食品は以下の通りとなった。 「ジャンクフード」(×2)、「エナジードリンク」、「ひじき」、「チリ産養殖サーモン」、「マーガリン」、「菓子パン」、「ポテトチップス」(×2)、「カット野菜」、「トマトの缶詰」、「ドーナツ」、「アイスクリーム」、「コンビニ弁当」 次に5.の『食べてるのは日本人だけ?海外では禁止されている危険な食べ物9選』は、『本当にあった怖い食の話』のチャンネルから発信された動画の1つ。上掲のリンクでは『本当にあった怖い食の話』の動画が一番多いことには留意する必要がある。この動画はタイトルは「9選」となっているが具体的な食品名が9つ挙げられているわけではなく、様々な食品に含まれている添加物等のリスクが指摘されていた。 この動画ではまず、危険な食品の規制は国ごとによってバラバラであること、また日本の食品の安全を管理しているのが『食品安全基本法』という法律であり2003年から現在まで続いていると紹介された。なお動画では2003年に「森永ヒ素ミルク事件」や「BSE問題」など食の安全を脅かす事件があったと述べられていたが、森永ヒ素ミルク事件は私が子どもの頃に起こった事件であり相当古い。但しウィキペディアでは『食品安全基本法』の制定に際して、「この一連の動きの背景には、森永ヒ素ミルク事件や雪印集団食中毒事件、BSE問題の発生、無許可食品添加物の使用、原産地の偽装表示や残留農薬と、食の安全を脅かす事件があった。」と記されていた。 動画では続いて日本と外国で添加物の規制に違いがあること、なぜ添加物が使われているのかが説明された。日本で認可されている添加物の中では、ADHDのに影響を及ぼす可能性があるとされる『食用赤色102号』、発がん性やじんましん、妊娠率の低下リスクをもたらす可能性があるとされる『赤色2号』、アレルギーを発症する恐れのある『赤色40号』、しんましんや下痢、染色体異常の恐れのある『黄色4号』などの合成着色料が危険な恐れのある添加物として挙げられていた。 さらにカズノコの漂白に限定して使用されている『過酸化水素水』、保存性を高める目的で使用される『デヒドロ酢酸ナトリウム』、抗菌剤の『ナイシン』、増粘剤の『ヒドロキシプロピル化リン酸架橋デンプン』と『ヒドロキシプロピルデンプン』が挙げられていた。 ということで「9選」として、『食用赤色102号』、『赤色2号』、『赤色40号』、『黄色4号』、『過酸化水素水』、『デヒドロ酢酸ナトリウム』、『ナイシン』、『ヒドロキシプロピル化リン酸架橋デンプン』、『ヒドロキシプロピルデンプン』が挙げられた。これらの殆どは見た目を良くしたり、保存を長くするための目的で使われており、消費者側が購入を拒否すれば使われなくなるものと思われる。 私自身は、合成着色料、発色剤、酸化防止剤、合成保存料などにはけっこう気を遣ってきたが、無添加食品や無農薬野菜などはけっこう割高のことが多く、いまの日本で購入商品の100%を無添加・無農薬にすることはなかなか難しい。せめて発がん性や老化物質の疑いのあるものは避けたいところだ。 次回に続く。 |