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8月のスマホ決済20%還元イベントを利用して、ホームセンターでBD録画機用のリモコンを購入した【8月31日の日記の写真参照】。いま使っているリモコンは正常に機能するものの、新しい電池を入れて2週間も経たないうちに電池切れになるという問題があった。おそらく、リモコンを使っていない時にも通電が続いているためと思われた。今回購入したのは売り切り品のため960円、スマホ決済20%還元で800円前後という安価になった。 このリモコンを使用するには、まず、メーカーコード(パナソニックなので「1」)に相当する「1」のボタンと電源ボタンを同時に長押しする設定操作が必要である。この設定にはいくつかのパターンがあり、長押しを続けると継時的に別の設定パターンに遷移するようであった。しかし、設定パターンを変えてもなかなか思い通りにならず手こずっている。
なおこの件については金曜日夜にメーカーの相談窓口に問い合わせたところであるが、水曜日朝の時点ではまだ回答はいただいていない。回答が届いた場合は、その内容をここに追記させていただく。 [※追記] 9月6日の午後に、メーカーから回答をいただいた。内容は「録画予約リストを表示するボタンですが、メニューボタンなどからご覧いただくことは出来ないでしょうか? 弊社のリモコンは汎用タイプのため、純正のリモコンとボタンの名称や機能が異なっている場合などもございます。】ということであった。 |
【連載】ヒューマニエンス「“免疫” 曖昧な“わたし”をめぐるドラマ」(5)老化細胞が攻撃されない仕組みと『疲弊』 昨日に続いて、8月28日に初回放送された、NHK『ヒューマニエンス』、 ●「“免疫” 曖昧な“わたし”をめぐるドラマ」 についてのメモと感想。 放送では続いて「老化と免疫の深い関係」という私にとっても直接かかわりのありそうな話題が取り上げられた。人の細胞は分裂を繰り返すたびに変異が蓄積していく。その大半は修復されるが、いずれ修復不可能のまま分裂を続けていくと、がん細胞として増殖する恐れがある。そのため、通常は、DNAが修復不可能になった段階で細胞分裂を停止してがん化を防ぐ『細胞老化』という仕組みが備わっている。 老化細胞は半分変異した自己であるが、もし免疫細胞がこれらをすべて攻撃してしまうと、自分自身のからだがダメージを受け、生きていくための基本的な組織が劣化してしまう恐れがある。そこで、自分を攻撃しないためのブレーキ役が必要になる。吉村昭彦さん(慶應義塾大学)さんは、そのブレーキに相当する『疲弊』という現象を解明した。ここでいう『疲弊』は比喩ではなくて専門用語であり、キラーTが活発に活動しなくなる状態を意味する。キラーTは長時間攻撃を続けていると必ず疲弊するように設計されている。吉村さんのグループは、2019年に疲弊のカギとなる遺伝子『NR4A』の役割を明らかにした【こちらから無料で閲覧可能】。
ここからは私の感想・考察になるが、修復不可能なDNAを持った細胞をそのまま残しておくことは癌のリスクを高めることになる。免疫システムのおかげで、ふだん私たちは、発がん性のある物質を摂取したり紫外線に当たったりしても直ちに癌になることは滅多にないことは確かである。とはいえ、免疫システム自体は、がん細胞と、そうではない老化細胞を見分けることができないようである。そこで、『疲弊』というブレーキのシステムにより、臓器不全を防いでいるという点はよく理解できる。 『疲弊』という概念が、比喩や擬人化表現ではなく専門用語であるという理由はよく分からなかった。あくまで私の勝手な推測であるが、何かが活動を停止する場合は少なくとも2通りありそうだ。
次回に続く。 |