【小さな話題】帰省中に観たテレビ番組:『どうする家康』最終回/クイズ!丸をつけるだけ
北九州にある妻の実家に帰省中に観たテレビ番組のメモと感想。
- 【12月17日 NHK総合(BSで先行放送あり) どうする家康 (48)神の君へ】
これまで一度も観ていなかったが、最終回ということなのでどんな内容なのか視聴した。
ドラマの最初のあたりでは大坂夏の陣の天守が燃えるシーンがあった。燃えさかる場内で秀頼らが自害していたが、あれだけ火が燃えていれば煙で呼吸困難となり、冷静な行動をとることはできないのではないかと思われた。ま、ドラマということなので、火はあくまで象徴的な背景と見なすこともできるが。
そのあと、家康が若い頃、信長から贈られた鯉が行方不明になったという回想エピソードが始まった。こちらによれば、この部分のあらすじは、
時は永禄10年(1567年)。家康は25歳。幼き松平信康(寺嶋眞秀)と五徳(松岡夏輝)が祝言を挙げる日。数日前、織田信長(岡田准一)自ら選んだ3匹の鯉を、木下藤吉郎(ムロツヨシ)が届けた。織田・徳川両家の絆と繁栄の証しとして、1匹は信長、1匹は家康、1匹は信康を表している。
その鯉が夜のうちに3匹とも姿を消し、魚の骨が見つかる。一体、誰が食べたのか。信長の耳に入れば…。岡崎城は大騒動。家康による犯人探しが始まった。
鯉に目がない鳥居忠吉(イッセー尾形)が最も怪しい。家康は刀を振りかぶる。どうする、家康――。「大事な家臣を、鯉と引き換えにはできぬ」「鯉は所詮、鯉じゃ。食うて何が悪い」――。すべては家臣団の戯れ。信長の岡崎入りも嘘だった。家臣団は最初から家康が忠吉を手打ちにしないと信じていた。本多忠勝(平八郎)(山田裕貴)は「皆、よう分かっておるのでござる。殿というお人を、そのお心を」――。
というものであった。こちらの記事【スポニチの続編?】によれば、このエピソードは、
“本当の家康”の集大成となった「鯉のエピソード」は、講談「鈴木久三郎 鯉の御意見」にもなっている逸話(江戸中期の兵法家・大道寺友山の著書「岩淵夜話」)を見事にアレンジした。
恐ろしい相手(信長)からの贈り物ならば、鯉1匹と家臣1人、どちらが大切かも分からなくなる、という“忠臣・久三郎の諫言”。数々の歴史小説を生んだ作家・山岡荘八のベストセラー「徳川家康」(全26巻)第4巻「葦かびの巻」にも登場し、同作を原作とした83年の大河においては石川数正(江原真二郎)の諫言(第11回「興亡の城」)として描かれた。
に由来しているようであったが、初めてこのドラマを観た私のような者には、現在と過去が交錯する構成は非常に分かりにくかった。
- 【12月18日、NHK総合】クイズ!丸をつけるだけ
この番組は不定期に放送されており、2022年8月以降、今回で8回目となる【他にパイロット版?4回分あり】。私自身が視聴したのは今回が2回目であった。
放送の中で興味をひいたのは、
●電子レンジの掃除に役立つ食べ物は?
というクイズであり、正解はレモンであった。やり方は、
- レモンの皮には『リモネン』という成分があり、油汚れを溶かし消臭にも役立つ。
- まず、耐熱容器にレモンと水を入れる。リモネンは皮に含まれているので、使い終わったレモンでもOK。
- 電子レンジ(500Wの場合)4分ほど加熱し、そのまま約10分蒸らす。
- ふきんで汚れを拭き取る
というもの。さっそく試してみたが、レモンではなく、ユズかスダチのような果物しか手もとに無かったことと、主な汚れはサビのように固まっていたため、劇的な効果は確認できなかった。但し、電子レンジの扉のガラス面は綺麗に拭き取ることができた。
このほか、それぞれ「8」「+」「8」「=」「5」「4」と書かれた6枚のカードのうちの1枚を動かして正しい数式を完成させるというクイズが面白かった。「+」のカードを45度だけ回転させると「×」になり、またカードを回転させたことで両隣のカードの一部が隠されて「8→6」、「8→9」のようになるというのがポイント。クイズを成立させるためには、カードの位置や数字の大きさ、字体などを正確に調整しておく必要がある。
|