じぶん更新日記・隠居の日々
1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 火曜日のウォーキング中、久しぶりに岡大生協の食堂(ピーチユニオン)を利用した。定年退職前の平日は毎日利用していたが(但しマスカットユニオン)、最近は1年に2〜3回程度にとどまっている。理由は、
  1. けっこう高い。以前は1食500円台に抑えることができたが、その後の値上げで700円前後かかるようになった。自宅で食べたほうが遙かに安い。
  2. 学生向けのメニューなのでボリュームが多すぎる。
といった点にある。
 今回は『焼肉ビビンバ丼小サイズ』(561円)と『野菜サラダ』(143円)だけを注文したが【写真上】合計で704円かかってしまった【但し35円相当のポイント還元あり】。

 ちなみにピーチユニオン4階のレストランの『日替わりランチ』は620円で、ライス、サラダ、スープがお替わり自由となっており、こちらのほうが割安。私の場合、ライスは決してお替わりしないが、サラダを腹一杯食べられるので大変お得になっている。但し右下の日替わりランチメニューにあるように、平日5日間のうち3日は鶏肉のメニューになっている。鶏肉が健康によいという話はたまに聞くが、私はあまり好みではないのでどうしても敬遠してしまう。


2024年6月20日(木)




【小さな話題】宇宙の誤解3題「大気圏突入の際の熱」「宇宙船どうしの衝突」「宇宙服なしで宇宙に出たら」

 少し前、YouTubeで視た、

眠れないほど面白い9割の人が勘違いしている宇宙の誤解【総集編】【ゆっくり解説】

についてのメモと感想。宇宙空間で起こる諸現象については、子どもの頃からの思い込みや俗説の影響もあって、けっこういろいろ誤解していたことが分かった。もっともリンク先の解説動画が絶対に正しいとは限らないので、他の出典を参照する必要もありそう。以下、順不同(主としてビックリ順)で私が誤解していた点、もしくは、解説動画を視てもイマイチ納得できなかった点を挙げておく。
  1. 「宇宙からの物体が地球の大気圏に突入すると高温になったり発火したりするのは、空気との摩擦熱が原因」という誤解。

     →超高速で大気圏に突入すると前方の空気が押しつぶされて熱が出るためと説明された。
     念のためBingに尋ねたところ、やはり。
    大気圏に突入する際、物体と空気が激しく衝突します。この圧縮された空気中の分子同士がお互いにぶつかり合い、持っていた分子の運動エネルギーが熱に変わります。この現象は「断熱圧縮」と呼ばれています。厳密には摩擦ではなく、断熱圧縮によって高温が発生します。
    と回答されていた。こちらにも同様の解説あり。

  2. 「2つの宇宙船が衝突すると大爆発が起きて爆風が飛ぶ」という誤解

     →宇宙船に積んでいる燃料しだいでは化学反応による爆発が起こりうるが真空に晒されることでコンマ数秒のうちに消散してしまう。
     これはその通りだと思う。超新星爆発のように膨大なエネルギーがあれば別だが、宇宙船レベルの衝突ではSF映画で描かれているようは派手な爆発は起こらないはず。

  3. 「爆発する、一瞬にして血液が沸騰し蒸発して死亡する」という誤解

     →90秒程度で窒息死する。そのさい息を止めると空気の泡が血中に入り込んで脳に到達して脳卒中を引き起こすか、圧力の変化に伴って肺が爆発してしまう。
     この説明はよく分からないところがあった。私の想像では、ちょうど深海魚を釣り上げたような状態であり、体内の圧力によって目や内臓が飛び出し一部は破裂して飛散するのでないかと思われる。念のためBingに尋ねたところ、以下のような回答をいただいた。
    宇宙服なしで宇宙空間に放り出されると、人間の体には致命的な影響が及びます。以下にその理由を詳しく説明します。
    1. **酸欠と肺の破裂**:
    - 宇宙空間では空気が存在しないため、呼吸できません。酸素が不足することで、血液中の酸素が消費され、10秒程度で気絶してしまいます。また、肺が膨張して破裂する可能性もあります12.

    2. **気温の影響**:
    - 宇宙空間は極端に寒いですが、温度を伝達する物体が存在しないため、本来の「暑さ」や「寒さ」の概念はありません。宇宙服は放熱ができないため、冷却装置を備えています?.

    3. **潜水病のリスク**:
    - 宇宙空間に出ると、血液中の酸素が急速に消費され、潜水病のような症状が現れます。皮膚が膨張し、最終的には酸欠で意識が薄れて死に至ります3.

    4. **実際の事故例**:
    - NASAの実験室で訓練中の飛行士が真空に晒された際、14秒後に意識を失いましたが、15秒後に加圧されて一命を取り留めた例もあります3.
    総括すると、宇宙服なしで宇宙空間に出ると、酸欠や肺の破裂、極端な寒さなどの影響で生存は不可能です。123?

    (1) 宇宙服なしで宇宙空間に放り出されると人間の体はどうなるの .... https://gigazine.net/news/20200619-humans-exposed-space-without-spacesuit/.
    (2) 人間は宇宙服なしで宇宙空間でどのくらい生きていられるのか .... https://www.excite.co.jp/news/article/Karapaia_52324739/.
    (3) 宇宙空間ってどんなところ? 生身で出るとどうなるの? | 宇宙 .... http://space-infoblog.com/2018/09/10/post-359/.
    (4) 人間が生身で宇宙空間に放り出されたら起こること - TAMA Reports. https://tama.wtf/jp/science/biology/spacesuit/.
    (5) 宇宙服を着ずに宇宙空間に出ると、本当に肉体は破裂するのか .... https://kusanomido.com/study/fushigi/ufo/73639/.
    上掲の出典の中のこちらのサイトによれば、人間の皮膚には圧力の変化に対処するのに十分な弾力性があるので体全体が破裂することはないが、肺は体の中で破裂するようだ。

     なお、上掲のBingの説明で初めて気づいたが、宇宙空間の温度は太陽光に当たらないので絶対温度に近い。なので船外宇宙服であれ宇宙船本体であれ、凍結を防ぐため、何らかのヒーターをつけて全体を温めているのかと思った。しかし上掲にもあるように真空状態では温度を伝達する物体がないため、急激に冷えることはない。逆に放熱する必要があるということは理解できる。また、私たちが暑いとか寒いと感じるのは外気そのものの温度ではなく、汗が出たり、体毛や体表面の空気の層で体を包んだ結果として生じた温度を感じているだけであることも改めて気づかされた。これはサウナの室内温が100℃でも耐えられるが、100℃のお湯を浴びたらたちまちヤケドしてしまうことでも理解できる。