じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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岡大・東西通り(正式名称は岡山市道の『津島南・北方線』、路線番号101000123 、起点住所:北区津島南二丁目876番2先、終点住所:北区北方二丁目1182番1先)の北西端、妙善寺バス停近くにあるソメイヨシノの老木。 旧日本陸軍第十七師団駐屯地時代の桜並木の最後の生き残りではないかと思われる【その隣には松並木の一部とみられる松の老木もある】。 この老木の南側は地方公務員宿舎が広がっていたが、現在は天満屋ハピーズ 津島店となりすっかり景色が変わってしまった。 |
【連載】4月から放送が開始されたテレビドラマ(1)『大草原の小さな家』 3月下旬から4月上旬に観た(or視聴を始めた)ドラマのメモと感想。連続ドラマは途中から見始めるとストーリーがいまいち分からないことがあるが、今回はいずれも第1話からちゃんと視聴することができた。もっとも、いくら隠居人とはいえ、以下のすべてを観るほどの時間はとれない。何回か視聴した上で続けてみるドラマを絞っていくつもり。
本日はこのうち1.について感想を述べさせていただく。 『大草原の小さな家』は、NHK総合で1975年から1982年まで毎週土曜の18時台に放映され、その後も数回に渡って再放送が繰り返し行われた。2010年11月9日の日記に、 ●「大草原の小さな家」の第1話を放送開始から35年目にして初めて視る という記事があり、DVD版で視聴したことがちゃんと記されていた。 もっとも、今回第1話の録画を視聴したところ、前半の、川を渡る時に愛犬のジャックが一時行方不明になったことや、インデアンの男2名が押しかけてきたあたりのシーンは記憶が蘇ってきたが、後半は殆ど忘れていて、初めて観たかのような新鮮味があった。ネットで検索したところ、第1話『すばらしい収穫』の前には90分〜120分くらいのプレエピソードがあるという話があり、Copilotに尋ねたところ以下のような回答をいただいた。 『大草原の小さな家』のシーズン1には、正式なシリーズ開始前に放送された**パイロット版「旅立ち」**という約2時間のスペシャルエピソードがあります。なるほど、今回の第1話のタイトルは『旅立ち』となっていて、ウィキペディアの第1話のタイトル『すばらしい収穫』と異なっている。どうやらNHKではパイロット版を第1話としてカウントしているようだ。 このドラマは、ウィキペディアに アメリカの国民的作家ローラ・インガルス・ワイルダーによる同名の児童小説シリーズが原作で、西部開拓期に中西部を幌馬車で移動しながら暮らす一家を描く。放送当初から大きな反響を呼び、ゴールデングローブ賞のほか4度のエミー賞を獲得するなど、アメリカのテレビドラマ史上「最も成功したシリーズのひとつ」とされる。と記されているように、開拓者の努力とそれを支える家族愛を描いた感動的なドラマであるが、見方を変えれば、白人第一主義のファミリードラマであって、開拓により土地を奪われていった先住民たちの悲劇や黒人たちの生活は描かれていない。ちなみに原作との違いの項目では、次のような指摘があった【要約・改変あり】。
また原作者の項目の中にも、 ローラの作品は世界各国で広く親しまれてきたが、2000年代に入るころから、とりわけ作品に描かれている家父長制への無批判な信奉や、保守的な政治観、アメリカ先住民への差別を当然視するようにも読める記述などが批判されるようになった。ま、このあたりは当時の時代背景やアメリカ建国の歴史を考慮に入れる必要があるだろう。 ちなみに原作者のローラ・インガルス・ワイルダーは1867年生まれ、1957年没ということなので、私が5歳の時に亡くなっているが、ドラマでローラの役をつとめたメリッサ・ギルバートのほうは1964年生まれで私より12歳も若い。俳優として活躍したほか、2015年8月10日、2016年の選挙において、ミシガン州の選挙区で民主党から下院議員に立候補することを発表、しかし、2016年5月、健康問題を理由に撤退を表明したという。 父親役のマイケル・ランドンは1936年生まれで1991年没、54歳の若さで亡くなっている。膵臓癌であると判明したが、自身はあえて抗がん剤に頼らず自然療法による癌との戦いを宣言したが、同年7月に亡くなった。 母親役のカレン・グラッスルは1942年生まれで現在83歳。ウィキペディアには、 ●マイケル・ランドンとの不仲説、台詞の少なさやいつも「物静かでお人好し」なキャロライン役に腹を立てた、などの裏話もある。 女性の年齢や容貌についてあれこれ言うのは失礼かとは思うが、過去にドラマを視聴していた時から、私にはカレン・グラッスル(本来はグラスリー)のほうがマイケル・ランドンより年上で姉さん女房のように見えていた。実年齢ではカレンのほうが6歳若いのだが、たぶん母親らしくメイクしたために老けて見えていたのだろう。なお、マシュー・ラボートーやケイティ・カーツマンが子役をつとめた子ども時代のエピソードでは、チャールズよりキャロラインのほうが年長であるように設定されていたと記憶しているが未確認。 ということで視聴を始めたところであるが、全183話、シーズン9を含めて208話にものぼるという超大作をすべて観ることはたぶん無いだろう。 次回に続く。 |