【連載】チコちゃんに叱られる! テスト前に片づけをするのはモラルライセンシングか? 昨日に続いて、12月12日(金)に初回放送された表記の番組についての感想・考察。本日は、
この話題は【ひだまりの縁側で…】でお便りとして紹介されたものであり、元の質問は、 【なな、5歳+22歳・・・】どうして、テスト前になると急に机や棚をピカピカに片づけたくなるの?? 散らかったプリントを横目に、クローゼットをしっかり片づけて、達成感たっぷり!! 後悔もたっぷり!!なんで―!! であった。 この質問については、伊藤忠広さん(学習院大学文学部心理学科)から以下のような解説があった【要約・改変あり】。 テスト前に家の掃除をしてしまうのは心理学で『モラルライセンシング』と呼ばれる、 この読み上げに続いて、以下のようなやりとりもあった【要約・改変あり】。
ここからは私の感想・考察を述べる。 まず伊藤忠広さんのミニ解説のうち、「勉強しない理由づくりとして掃除といういいことを始めるのではないか? 」という部分は理解できたが、「掃除をする→勉強しない」をモラルライセンシングで説明できるのかはさっぱり分からなかった。 念のためウィキペディアで『モラルライセンシング』の定義を調べると以下のようになる【要約・改変あり】。
今回の話題に戻ると、おそらくこういうことを言いたかったのだろう。
ではどう説明すればよいか? ChatGPTの回答は以下の通りであった。 この現象は、心理学・行動科学の観点から見ると、複数の要因が重なって起きる「非常に人間的で合理的な行動」と説明できます。主な解説は以下のとおりです。
なお部屋の片づけの様子が家族に見られていたり、SNS上でわざわざ「テスト前ですが部屋の片づけをしました」などとポストする場合は、セルフ・ハンディキャッピングとして説明することもできる。要点を抜粋すると以下のようになる。
もう1つ、放送の中で語られた「今でしょ!」は掛け声としては威勢が良いのだが、人間は掛け声だけでその行動を長時間持続できるわけではない。テスト勉強の場合で言えば、課題の量を漠然と捉えるのではなく、課題を細分化し、それぞれをやり遂げた時に達成感が得られるような勉強計画を立てることが望ましい。 |