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じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 クレジットカード受け取りに際して送られてきた『本人限定受取郵便物』と再送付のために提出を求められた書類。↓の記事参照。

2026年1月5日(月)



【小さな話題】本人確認されるのも容易ではない

 12月初め、ガソリンスタンドの勧めで新しいクレジットカードの申し込みをした。スマホ、運転免許証、銀行通帳を持参していたのでその場で手続が完了。あとは自宅にカードが送られるのを待つだけだと思い込んでいたのだが、12月下旬になってもカードが届かない。妙だなあと思ってカード会社に電話したところ、郵便局から送られているはずの『本人限定受取郵便物等(特伝型)』に対して私が返事を怠ったため、保管期限切れでカード会社に送り返されてきているという回答であった。

 最近の事情はよく知らないのだが、従来、重要な郵便物は書留や簡易書留で送られてくるものであり、本人確認はその際に配達員に運転免許証を提示するだけで受け取ることができていた。なので、今回も、カード会社から直接クレジットカードが郵送されてくるはずで、不在であった時は再配達依頼の紙が玄関ドアに入れられているはず、それが無かったので単にカードの発送が遅れているものだと思い込んでいた。
 ところが実際はそうではなくて、
  1. まず普通郵便にて『本人限定受取郵便物等(特伝型)』の通知が届く。
  2. それに対して、配達時刻を指定して自宅で受け取るか、最寄りの郵便局で受け取るか、中央郵便局まで取りに行くか、いずれかを返答する
  3. 上記2.で指定した方法により、本人確認書類と印鑑を用意した上でカードを受け取る
という手順を踏む必要があったのだ。しかし、その『本人限定受取郵便物等(特伝型)』の通知は普通郵便で送られてきたため、カード受け取りとは無関係であると思い込んでいたこともあって、他の郵便物に紛れて未開封のまま放置してしまった。

 ということでカード会社から再送付してもらうことになったのだが、これがまたまた面倒であった。まずカード会社宛に、本人確認書類のコピーを2点【例えば運転免許証とパスポート】または条件によっては3点送らなければならないという。運転免許証はガソリンスタンドで提示したはずなのに、何でまたコピーを送る必要があるのかは疑問だったが、おそらく1回目のカード送付がうまくいかなかったことで、私自身が本物かどうか再チェックする必要があるためかと思われた。

 以上が今回のクレジットカード申し込み「トラブル」の顛末であったが、いくつか疑問に思うことがあった。
  1. 少し前に楽天カードが更新された時は、カードは普通郵便で送られてきた。いくらなんでも普通郵便はないだろうと思ったが、少なくとも本人確認はなされていなかった。新規発行ではないためか?
  2. 最近、SBI新生銀行の口座を開設したが、その際に顔をスマホ撮影したものの、今回のような『本人限定受取郵便物等(特伝型)』の通知は届かず、キャッシュカードと、初期設定(受け取り後に変更)された暗証番号の通知が別々に送られてきた。
ということで、今回のクレジットカードは異様とも言えるほど煩瑣となった。

 詐欺犯罪が多発している今のご時世にあっては、少なくとも以下の2点の確認が必須であるとは思う。
  1. 申込者が本人であること
  2. 申込者に確実に届けること(配達の途中で個人情報やパスワード等が漏えいしないこと)
 この2点の確認作業は同一ではない。確実に届けるだけであるなら、記載住所宛に書留郵便で届ければよいし、また、上掲のようにカード本体と初期設定の暗証番号の通知を別便で送れば第三者から不正利用されるリスクは回避できるように思う。
 いっぽう1.はマネーローンダリング防止のために重要かと思う。とはいえ、そもそも運転免許証やパスポートのコピーを送るなどという原始的なやり方ではいくらでも偽造できてしまう。そう言えばマイナンバーカードの顔写真だって自分でスマホで撮影しただけであり、それが本人の写真であるという保証はない。

 けっきょく何が確認できれば「本人確認」になるのか? という法律上の問題になってくる。じっさい、戸籍上の特定人物になりすましがあってもそう簡単に見破られるものではあるまい。