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Copyright(C)長谷川芳典 |
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1月14日の昼前に某待ち合い室でテレビを見ていた時にふと、元日の夜明け前に金星が見えるかどうか疑問が生じた。さっそくChatGPTに以下の質問をさせていただいた。 【質問】 今年の元日の夜明け前に金星を見たという話を聞きました。しかし金星は1月7日に外合となるため太陽に近すぎて見えにくいと思います。方角は180°異なりますが、見えていた明るい星は木星ではないかと思うのですがいかがでしょうか? いただいた回答は以下の通り。なお左の写真は、1月15日に撮影した、夜明け前に北西の空に輝く木星と、南東の空に輝く月齢25.8の月。 ご指摘の通り、**2026年1月1日の夜明け前に「金星」を見たという話は実際にはあり得ない可能性が非常に高い**です。理由と判断根拠を整理します:
念のためお断りしておくが、以上の考察は純粋に天文学的な観点からの思考実験である。文学作品であれば、実体験ではなく過去の体験の思い出や、「こういう風景が見られたら素晴らしい」という創作になる場合がある。有名な「菜の花や月は東に日は西に」という俳句も実体験ではなく仮想の風景を詠んだものと推理されている(こちらの記事参照。) |
【連載】サイエンスZERO『色彩の科学へようこそ! “黒”は暗黒で漆黒!?』(1) 昨日までのところで、『色彩の科学へようこそ!』シリーズの緑色の話題を取り上げた。本日からはその繋がりで、 ●2025年1月5日初回放送色彩の科学へようこそ!“黒”は暗黒で漆黒!? を取り上げる。なおこのタイトルは2026年1月4日にも再放送されていた。 放送の冒頭では、
黒は研究者たちも魅了しており、黒を研究し黒の本質に迫ろうとしている。
ここでいったん私の感想・考察を述べる。 まずこの『色彩の科学へようこそ!』シリーズで最初に取り上げられた色が『黒』であったことについては少々意外なところがあった。ニュートンが言うように色とは光の波長である。その異なる波長の光を人間や動物がどのような受容器や脳を使って質的に知覚するようになったのが色であるとするなら、波長の無い【黒】は色ではなく、明暗のカテゴリーに含まれるはずだ。 もう1つ、光の吸収率が高いことが『究極の黒』に近づくという話があったが、これは明るい環境で何かのモノがどこまで黒く見えるか?という話。もしそうではなくて、単に『究極の黒』を体験したいというのであれば、完全に密閉された部屋で完全に照明を消すか、あるいは鍾乳洞の奧でヘッドランプを消せば、誰でも実現することができる。もっとも神経系の活動により真っ暗な中にも光のようなものが「見える」ことはあるし、微量な蛍光物質や赤外線、あるいは目をこするといった刺激が加われば何かが見えることはあるかもしれない。 次回に続く。 |