10月21日(水)
【思ったこと】
981021(水)[生活]健康ばんざいと唱えるわたし
10/20の午後、研究室で座って仕事をしているうちに左の腰のあたりが痛み出し、いっこうに軽快しない。便や尿には全く異状が無いので筋肉系ではないかと思うのだが、困ったことである。
腰を曲げたりひねったりできないので、21日の朝はとうとう妻に靴下を履かせてもらった。トイレでは右手をお尻のところまで回せないので左手で拭くしかない(←うちのトイレは洗浄装置付き便座なので、そんなに何度も拭く必要は無いんだが)。パンツをはく時には、床にパンツを置いて両足を穴のところに置き、足で蹴り上げるようにして上までたぐりよせる。階段の上り下りは、右足を軸足にして左足をあとから添えるように置く。うちの車はすべてMT車のため、クラッチが踏めない....。日頃、病気や怪我と全く縁の無い生活をしていたために、こういうことが起こるととたんに生活リズムに支障を来してしまう。
幸い、直立姿勢で歩く分には痛みは無くなったので夕食後の夫婦の散歩は再開したけれど、これがずっと長引くようだと困る。10年前に癌で亡くなった実母は半年前から腰の痛みを訴えていたが、そういう恐れは無いのだろうか。マイナス思考をすればきりがない。
あと何年生きられるのか。心理学者としてじぶんが残しうる仕事は何か。いろいろ考えることは多いが、今は、何はともあれ「健康ばんざい」だ。
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【ちょっと思ったこと】
- 10/21の朝日新聞によれば北朝鮮労働党機関誌「労働新聞」(10/6付)は、同国が「打ち上げた」と主張している「光明星1号」が今月3日と4日に「上空を通過」した際の目撃談を掲載しているという。
この目撃談がどこまで信憑性のあるものかどうか定かではないけれど、いまの夜空だったら九分九厘、イリジウム衛星である可能性が高い。この日記で何度も取り上げているように、イリジウム衛星は反射率の高いアンテナを備えているために、瞬間的にはマイナス7等級程度までの閃光を放つことがある。その閃光は、太陽光線との微妙な角度によって地上に届くため、季節によっても見えやすい時間帯とか見える方位や高度が異なっているようだ。岡山の場合、この一週間以内では、朝が5時〜6時、夕刻が19時前後に、マイナス6等級までの閃光を眺めることができる。そのほか、興味のある方は↓のサイトをご参照いただきたい。
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【新しく知ったこと】
- 10/22朝日新聞岡山版によると、18日未明、津山市の牧場が冠水して吉井川に流された生後6カ月の子牛が、約90キロ離れた牛窓町の黄島に漂着。20日朝に岩場で身動きができない状態にあるところを無事救出され、21日朝に元気に我が家に帰ったという。台風災害のことは、10/18の日記でもとりあげたが、あの激流の吉井川を大きな怪我もせずに海まで下った牛がいたとは信じられないことだ。この牛は、決してステーキなどにはせずに、池田動物園とかノースビレッジとかで飼育し、生涯その栄誉をたたえるべきだと思う。牧場主さんや動物園関係者の方々(←見ているわけないなあ)、ぜひご尽力を!
- 10/21の朝日新聞によれば、三菱総合研究所が集計した今年の各都道府県別の「豊かさ指標」では、長野が1位、2位が宮城、3位が岡山、最下位は高知。経済企画庁が5月に発表した順位で5年連続トップの福井は10位であったという。経企庁が各指標値を単純平均して順位付けしたのに対して、同研究所の場合は全国2000人を対象に行ったアンケートによって生活満足度との関係をを調べ、重みづけしているという。同じようなデータでも、重みづけの程度によって順位がコロコロ変わるという実例になるだろう。もともと、経企庁の単純平均など、総合指標としては何の価値もない。この点、何らかの重みづけをした同研究所のほうが実状にあっている可能性が高いが、具体的な資料が手元に無いので妥当性についてのコメントは控えたい。それにしても岡山が3位とは...。ま、買物に行く時に駐車場の心配をする必要があまり無いこと、山登り、温泉、スキー、キャンプ、海水浴、釣り、テーマパークなどが近くにあること、美術館や図書館などが身近にあることなど考えると、東京世田谷よりはよっぽど住みやすと思うが。
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【東京で見たこと、感じたこと(10)お茶箱】
私が生まれる前から現役で活躍している温度計。右側の「華氏」の目盛がついているのがハイカラなところか。それにしても、日本で「摂氏」、米国で「華氏」が定着しているのはなぜだろう。長さや重さの単位などを含めて考えると、あるいは日本は国際的な度量衡単位普及の優等生になっているということだろうか。
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【夕食後の夫婦の散歩】
- 私の腰痛に加えて妻のほうも頭痛がするということで、残念ながらお休み。
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