じぶん更新日記1997年5月6日開設Y.Hasegawa |
お化けタンポポ? 種名をご存じの方は、この写真専用の掲示板にてお教えいただければ幸いです。普通のタンポポの5倍ほどの大きな綿毛の球を作る。真ん中にある小さな球は本物のタンポポ(比較のため実は私が左手で持っているもの)。タンポポと違って大げさな割にはあまり増えないようで、この周辺の草むらでは他に見かけない。 |
【思ったこと】 990725(日)[一般]実名や事実を公開したうえでの人権保護こそ大切 神郷町から戻ってきたところ。いつも思うのだが、避暑帰りの暑さは特に堪えるものだ。 さて、23日の日記で、ハイジャック事件の犯人の実名が報道されていないのはまことに不自然であると指摘した。その後も私なりにテレビとか新聞をチェックしてみたけれど、犯人は相変わらず「その男」、「無職の男」、「28歳の男」と呼ばれているだけで、実名については何も伝えられていない。いっぽうWeb日記では、堀内さんほか何人かの方が、実名報道されないことへの疑問について書いておられた。 一般論として、刑事事件で容疑者の名前を報道すること自体にどれだけの情報的価値があるかは分からない。ただ、現状では、少なくとも殺人に至るような犯罪では実名報道をすることが原則になっているはずで、報道しない場合には、それなりの合理的理由を付すことが必要ではないかと思う。殺人それ自体は衝動性の強いものであるかもしれないが、ハイジャック事件そのものについては、犯人は事前に手紙を送りつけたり、周到な準備をするなど、きわめて計画的な行動をとっている。また、現行犯逮捕ということで犯行事実もきわめて明白。それにもかかわらず、この犯人だけを特別扱いしているのはどうにも納得できない。しかも、私の見聞きする限りでは、新聞もテレビも「なぜ氏名を伏せているのか」について一言も説明をしていない。これでは逆に、いろいろな憶測が飛び出し、犯人と同じような経歴を有する(と決めつけられた)人々に対する偏見を生み出す恐れさえある。 今回の問題とは全く別の話題になるけれど、少年犯罪などでも人権保護を名目に実名報道が控えられることがある。ケースバイケースの事情があるので原則論はたてにくいと思うけれど、もし、「人権擁護=実名を伝えないこと」を機械的に適用しているとするなら、ちょっと考え直してほしいように思う。 どんな場合でも事実を隠しては問題は解決しない。事実が明るみに出ることが偏見を生むというならば、むしろ受け入れ側の環境を問題にすべきである。例えば、何らかの刑事事件で懲役10年の刑期を終えた人が社会に復帰する場合、その経歴自体は大いに公開すればよい。その上で「この人は、過去に過ちを犯したが、刑期を終えることでちゃんとその償いをした」として差別偏見なく受け入れる社会環境を整えておく必要がある。少年犯罪の場合でも、その時に犯した行為を覆い隠して社会に復帰させるのではなく、その事実が正確に伝えられたた上で「この人は、善悪の判断が未熟な少年時代には○○という事件を起こしたけれど、その後きっちりとした法的措置を受け、いまはそのことを十分に反省している」と判断されるような環境づくりが大切かと思う。同時に、実名が公開されたことで加害者に嫌がらせをする人が居ればそれも立派な刑事事件。どしどし取り締まり、匿名で嫌がらせをした人が居れば実名も割り出して公表してやればよい。 |
【ちょっと思ったこと】
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【新しく知ったこと】
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【生活記録】
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【今日の畑仕事】
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【スクラップブック(翌日朝まで、“ ”部分は原文そのまま。他は長谷川による要約。)】
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