じぶん更新日記

1999年5月6日開設
Y.Hasegawa




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[今日の写真] 別府の宿舎から見た日の出。右側が高崎山。

1月5日(水)

【思ったこと】
_00105(水)[生活]大型ショッピングセンターの立体駐車場で初迷子になったわたし


 別府小旅行の最終日は立体駐車場に祟られた一日だった。ガイドブックに紹介されていた店で昼食をとろうと、中心街のショッピングセンターに車を置く。駐車料金の無料サービスを受けるため、妻は駐車券をもって買い物に。私だけ別行動をとって駐車した7階に行ってみるがどこにも車が無い。8階ではなかったかとか、6階だったかもしれないなどとウロウロするがやはりどこにも見あたらなかった。もしやと思って1階の道路に出てみると、あったあった。駐車料金をケチった妻が先に車を出してしまったたためであることが分かった。妻としては、駐車場所に車が無ければ私が当然出口まで降りてくると思っていたらしいが、私自身にしてみればそもそもとめた場所をはっきり覚えていなかったため、車が動かされたのかそれとも自分が駐車階を勘違いしているのか最後まで確証がもてなかったことが混乱の原因であった。

 しかしこれはまだ序の口であった。夕食の総菜を買うため小倉の大型ショッピングセンターの立体駐車場に立ち寄ったところで本当の迷子になってしまったのである。

 このショッピングセンターは3階、4階、屋上に分かれてそれぞれ150〜200台規模の駐車スペースがある。売り場で買い物を済ませたあと、のどが渇いていた私はアイスクリームを食べるため一人だけ先に車に戻ることにした。

 ところがとめたはずの4階に行ってみてもどこにも車が見あたらない。3階を含めてウロウロ、管理のおじさんにまで「岡山ナンバーの車があったら教えてほしい」と頼み込んだり...。 [駐車場]  こんなバカなことがあるもんか、いつのまにか異次元のダンジョンに入り込んでしまったのではないのだろうかと思いつつ、40分近くさまよう。そこでやっと私を捜しにきた義父に出会う。子どもたちに対してはまさに父親の面目丸つぶれ。アイスクリームはどろどろに溶けてしまった。

 この駐車場は柱が赤色と青色に色分けされエスカレータにも目印が付けられ、迷いにくいように工夫されていた。私は、その表示に従ってA、Bのエリアをウロウロしていたわけだが、じつは赤色のエリアは車の進入路の反対側にも広がっており、車をとめたのは★印の場所だったのだ。ところがAのエリアからは★印のエリアは壁に隠れていて進入路だけしか見えない。そんなところまで駐車場があるはずがないと思いこんでしまったことが迷子の原因であった。

 岡山の大型ショッピングセンターにはこれほどの規模のものはない。止めた階だけ覚えておけば容易に戻れるという習慣がついていて、駐車場所の番号までメモしておこうなど思ったことは無かった。これからは録音機能つき腕時計を活用して止めた場所を必ず録音しておくように心がけたいと思う。
【ちょっと思ったこと】
  • 別府小旅行の最終日。午前中、義父と妻と子どもたちは「日本竹の博物館」へ。義母と私だけは坊主地獄に隣接した「鉱泥温泉」へ。

     「鉱泥温泉」は1/3に入浴した「別府温泉保養ランド」に比べると遙かに狭く、泥湯の浴槽自体は8人も入れば満員となってしまう。そのかわり、泥湯を一定時間ごとに混ぜたり温度を測るなど管理が行き届いており、男女別になっているので女性でも安心して入浴できそうだ。但し朝の8時〜12時までしか開いていないため日帰り客には不便かもしれない。

  • 1/6朝6時台のNHKニュースで「アイに人間並の記憶力」がトップ5項目に入れられていた。アイとは「AI」にちなんで名付けられた京大霊長研のチンパンジー。今回公開された実験は短時間にディスプレイ上に提示された数字の系列とその場所を大きさの順に再生させるというような内容だったようだが、この種の単一被験体の実験ではどういう一般性のある結論を導き出すのか、マスコミを通じて視聴者がそれをどう受け止められていくのか、留意する必要がある。以下の結論のどれが正しいと思いますか?
    1. アイは生まれつき、普通のチンパンジーと異なる天才的能力を持っていることが確認された。
    2. アイは天才ではないが、訓練プログラムの積み重ねが非常に適切であったために人間並の記憶力を示せるようになった(同じプログラムを導入すれば他のチンパンジーでも習得可能)。
    3. 人間以外の動物でも人間並の短期記憶力を示す個体が少なくとも一例あることが確認された(常識観念に対して反例を示す実験)。
【生活記録】