じぶん更新日記1997年5月6日開設Y.Hasegawa |
カルセオラリア。昨年3月7日以来一年ぶりに登場。以下、再掲。和名は巾着草。英語ではpocketbook flowerあるいはpouch flowerなどと呼ばれるそうだ。毎年この時期から花屋の店頭に並ぶ。花が終わったあとベランダの日当たりのよい所に出しておくと、2度目あるいは3度目の花を楽しむことができるが、夏越しは不可能。露地植えも無理。 |
【思ったこと】 _00306(月)[因得]ネット用語について考える(4)空メイルの起源その後 3/4の日記の続き。前回の日記で、空メイルの起源について、かなパパさんの「日記猿人における空メールの変遷」という別ファイルを引用させていただいた。そこでは、空メイルボタンは日記猿人の投票システムの変更をきっかけにして設置された可能性があると書いたが、その後、♪日記なんてね♪の、みえさんから、1996年頃、当時の「日記リンクス」というリンク集で、すでに今と同じような空メイルボタンが設置されている日記があったとの情報をいただいた。 今さら御紹介申し上げるまでも無いが、みえさんは1996年の4月4日からWeb日記を開始されている大先輩。当時まだ私はWin3.1に習熟したばかりで、ネットへの接続は旧機種のPC9801からtelnetでアクセス。ラインエディタを使ったEメイルの送受信、いくつかのメイリングリストに参加したり、ニュースグループfjで発言する程度だった。当時は、まだ女性の日記作者は少なく、みえさんの日記は大人気となった反面、嫌がらせを受けることもあったようだ(みえさんの96年5月の日記に関連記述があり、当時のご心労をお察しすることができる)。日記猿人で今でも継続的に日記をエントリーされている方で、当時の「Web日記界」を語れる方は今では10人にも満たないかもしれない。むろん私などは伝え聞くだけの世界だ。 ご承諾をいただけたので、みえさんからいただいたメイルの一部を紹介させていただく。例によって改行部分等は長谷川のほうで一部変更させていただいた。 私は1996年4月から日記リンクスに参加させていただいてました。とのこと。そこで、さらに、当時の状況をもう少し詳しくお尋ねしたところ そのころ空メイルをつけていた友達に尋ねてみましたところ、実は、私がつけていたのを真似した、ということでした。(びっくり)先日の、かなパパさんの情報や、今回みえさんからいただいた情報から推測すると、フォーム形式の空メイルボタンは、96年あるいはそれ以前から、複数のHP開設者の中で独立的に考案され、それ自体の著作権や特許?が主張されたなかったこととその利便性から、特にWeb日記作者の間で急速に普及していったものと考えられる。アクセスログと異なり、基本的には、読者側からの「読んだ」という能動的な意思表明のようなものであり、執筆者側への励まし(時には嫌がらせ)として機能しているところがあるように思える。 空メイルボタンをつけている方がどのぐらいおられるのか、例えば日記猿人最新更新報告分1000件をデータとして、その特徴(投票参加の有無、カウンタ設置の有無、コメント付きかどうか、「面白い」「つまらない」といった並列型かどうか、などなど)を集計していただくと、Web日記史の貴重な資料になるかと思う。どなたかそういう資料を集めようという奇特な方はおられませんか? |
【ちょっと思ったこと】
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【今日の畑仕事】
長時間会議のため、何も作業できず。 |
【スクラップブック】
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