じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Y.Hasegawa

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[今日の写真] 娘の小学校卒業式。



3月16日(金)

【思ったこと】
_10316(金)[生活]娘の卒業式あれこれ

 3/16は娘の卒業式。午前中だけ年休をとって地元の小学校に出向いた。この時期には珍しい雲一つ無い晴天のなか、娘はもちろん、親にとっても人生の1つの節目を迎えたことになる。 [今日の写真] [今日の写真]
  • 卒業式というと、一人一人が壇上の校長先生から証書を受け取る方式を思い浮かべてしまうが、この小学校の場合は、体育館の前方に児童たちが後ろを向いて着席、父兄が後方に前向き着席し、左手には教職員・来賓、右手には在校生(5年生)、という対面型でとりおこなわれた。親子の対話を促すためなのか、同じ高さで証書を与えるという意味なのだろうか。ネットで検索してみたがこちらに同じような紹介があった程度で、由来や意義つけについて知ることはできなかった。

  • この小学校は、岡大の外国人教師、研究員、留学生などの子息も多い。今年は中国籍の卒業生が含まれていたらしく、日の丸の横に、やや小さめの五星紅旗が掲げられており、式のプログラムにも「卒(「比」に「十」)(「業」の上の部分)典礼」という中国語の副題が載せられていた。年度によっては外国語表記の数がもっと増えることになるのだろう。

  • 当日に配布された資料によれば、娘はこの学校の30回目の卒業生。その学年を含むこれまでの卒業者数は5402名ということなので、1学年あたり、平均180名を送り出していたことになる。これに対して、年度末の在籍数は、
    • 1年108名
    • 2年131名
    • 3年119名
    • 4年152名
    • 5年120名
    となっており、学年によってはすでに3クラス構成のところが出てきているようだ。この少子化傾向はいずれ大学の入学者数にも跳ね返ってくるのだろう。
     余談だが、娘の学年は総数151名のうち男子が65名、女子が86名で女子のほうが圧倒的に多い。市内に私立の男子校があるわけでもなく、どうして人数差があるのかは不明。

  • 授与式の後、父兄全員でkiroroの「未来へ」という歌を歌った。芸能界に疎い私は、キロロとか言われてもスキー場ぐらいしか浮かばない。けっきょく私だけ全く声を出すことができなかった(←式の始まりの時の君が代だったら私でも小声で歌ったぞ)。
【ちょっと思ったこと】

わかば賞
[今日の写真]  卒業式の数日前に娘が「わかば賞」という賞をもらってきたが受賞理由がよく分からない。うちの娘が青少年の模範となるような行為をしているとも思えないのだが....。これを見た息子が、「おとうは、こういうのを見ると、必ず、何人がもらった?と聞くよ。もう聞かれたやろ。」と娘に言っていた。わははは、息子の推測どおりだった。自分では気づかなかったが、私には、子どもが賞を貰ってくるたびに、このように聞くクセがあるらしい。本当は、全員が貰っても、一人だけ貰っても、個人として努力したことには変わらない。同じように誉めてやらなければならないのだが、ついつい、統計学的な希少性を意識してしまうのは教育上よろしくないクセであった。反省、反省。

 この一年間でいちばん誉めてやりたいことは、一度も休まずに学校に通ったことだ。息子のほうも中学3年間、一度も休まずに通学した。何はともあれ、親としては、2人の子どもたちが健康であったことが最大の喜びである。


昼夜同時間

 3/17は、昼と夜の長さが同じになる日だという。もっとも、春分点の瞬間が早朝となるか深夜となるか(今年は3/20の22時31分)、高緯度か低緯度かなどによって若干のズレがあり、岡山市では3/17の日の出は6時13分、日の入りが18時14分となっており、すでに2分程度昼のほうが長くなっている。ちなみに前日3/16の日の出は6時15分、日の入りは18時12分で、夜のほうが6分長い。逆に翌日3/18の日の出は6時11分、日の入りは18時14分で、昼のほうが6分長い。春分の日より前に昼夜が同じ時間になるのは、日の出と日の入りの定義上の問題で6分、大気による屈折の影響が1分、合計7分程度の時間差が考慮されるため。
【スクラップブック】