じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] 成都のホテルは、TV画面をディスプレイ代わりにネットに接続できるようになっていた。専用のキーボードもついていた。さっそく、じぶんの日記にアクセスしてみたが、写真のように日本語部分はすべて□と○を重ねた記号に。せっかく共通の漢字を使うのに勿体ないことだ。坂村健先生の講演会で「超漢字」のデモを拝見したことがあったが、ここはやはりTRONに活躍していただきたいものである。

 このあと、アサヒコムメイルにアクセスして、娘にEメイルを送ってみた。





8月20日(火)

【ちょっと思ったこと】

1カ月ぶりに30度を下回る

 台風13号が四国沖を通り過ぎたあと大陸からの乾いた高気圧に覆われたせいだろうか、京阪神はじめ西日本各地では最高気温が30度を下回った都市が多かったという。岡山(29.3度)で30度を下回ったのは34日ぶりだったとか(←長谷川の聞き取りのため不確か)。

 チベット東部を旅行していた時は、朝の最低気温が2度前後まで下がったり、霰に降られるなどの寒さを体験した。戻ってから残暑が厳しいとかなわんなあと思っていたが、暑さを感じたのは帰国日の17日のみだった。20日は、研究室のエアコンをつけず、換気扇だけで一日を過ごすことができた。
【チベット東部旅行記(3)】
_20820(火)[旅行]パンダを抱っこしてみたいのは山々であったが.....

[写真] [写真]  二郎山峠の道路工事の関係で、成都の出発は14時。午前中の空いた時間を利用して、成都郊外のパンダ繁殖研究基地を訪れた。

 この施設では、赤ちゃんパンダ2頭のほか、子どもや親を含めて10頭ほどを見物することができた。35度近い暑さのなか、どのパンダもみなダレパンダになっていた【写真左上、都合により一部ボカシを入れてあります】。

 この施設では、20元(当時のレートで3000日本円)を支払うと、赤ちゃんパンダを抱っこして記念写真を撮ることができる【写真右上】。ちょうど西欧から来た男性観光客がこれに挑戦しているところであった。

 3000円でパンダが抱っこできるというのは決して高くないとは思ったが、研究目的ならともかく、本来野生で保護されるべき動物を観光客の自己満足だけのためにペット的に利用してしまって良いものかどうか、そのあたりのことについての私なりの信条とどうしても相容れなくて、けっきょく遠巻きに見物するだけで施設を後にした。

 余談だが、成都のガイドさんのジョークによれば、パンダには3つの願いがあるとか。
  1. いつかはぐっすり眠りたい←いつも目の周りに隈があるから
  2. いつかはカラー写真に写りたい←いつも白黒にしか写らないから
  3. いつかは......(←忘れてしまった)
ま、ジョークはともかく、パンダの本当の願いは、広大な自然保護区の中を自由に歩き回り、子孫を増やしていくことにあるのだろう。