じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
12/1に撮影した京都・下鴨神社入口の紅葉(写真左)と1980年1月18日に撮影した雪景色(写真右)。大学入学後12年間は烏丸鞍馬口近くに下宿していたので、ほぼ毎日、自転車で神社境内を通って通学していた。あまりにも日常的な景色になってしまったこともあり、この神社を写真に撮っていたのは唯一、大雪が降った時の記録だけであった。2枚を比較すると、どこが変わったのかがよく分かる。 |
【ちょっと思ったこと】
So-netへの引越 12/2の夜に、このWeb日記本文など、ジャストネット上の主要なコンテンツをSo-netに移動した。単に文字通りの引っ越しであるならFTPでファイルを転送するだけで済むが、絶対リンクの書き換え、旧サイトへの断り書き(引っ越したことの告知など)など、実際にはけっこう手こずるものだ。これは家の引っ越しの時と全く同様であり、転居通知、各種の事務手続で煩わされるのと変わりない。この時期に引っ越しを決めたのも、年賀状などに新しいurlを記す必要があったためだ。 細い月と金星 12/3の早朝は、細い月(地球照で丸く見えた)と金星の間隔が開き、月はさらに細くなっていた。そういえば今度の新月には南半球で皆既日食が見られるはずだ。金星と火星の間隔は、火星とスピカの間隔の1/5から1/6に縮まっていた。 |
【思ったこと】 _21202(月)[心理]日本ダイバージョナルセラピー協会設立セミナー(1)DTは他のセラピーとどこが違うのか? 12月1日に大阪・桜宮の大阪リバーサイドホテルで行われた、日本ダイバージョナルセラピー協会設立記念セミナーの参加報告。 ダイバージョナルセラピー(Diversional Therapy、以下DTと略す)というのは、オーストラリアの高齢者施設で理学療法や作業療法などとリンクしながら広く行われている「セラピー」であるが、これまで日本では、オーストラリアに留学・研修等に行ったことのある研究者や福祉関係者によって断片的に紹介されているにすぎなかった。 一昨年の6月、健康福祉情報研究所の芹澤隆子氏により、DTのセミナー(アデレード)を取り込んだ研修ツアーが企画され、日本からも高齢者福祉施設の経営者や現場責任者などが参加した。私自身もこれに加えさせていただいた(その時の報告がこちらのサイトにあり)。その時の参加者、さらには本年6月に、同じく芹澤氏によって企画されたクイーンズランド方面への研修ツアーの参加者が中心となって、NPO法人としてのDT協会が組織され、今月中には正式に認可されるはこびとなった。今回のセミナーには、オーストラリアの総領事(写真右上)も挨拶に来られ、100人以上の参加者で会場は満員となった。 さて、それではDTは他のセラピーとどこが違うのか? あくまで私見であるが、次のような決定的な特徴があるように思う。
しかし、例えば、みんなで歌うというイベント1つとっても、それが上記の精神に基づいて計画的に実行されているのか、それとも、単に「みんな退屈そうにしているから、とりあえずやってみよう」ということなのかでは根本的に異なる。 先月とりあげた「アメリカではの守」による大学改革にも共通することであるが、日本では、外国をお手本に改革を進めようとする時、内容や意義を十分に理解せず、「型」ばかりを取り入れてしまう悪い癖があるようだ。そういう意味ではDTも「オーストラリアではの守」であってはならない。実際に行われるイベントは、盆踊りでもよいし、着物の着付けでもよい。重要なことは、上記の精神をどう実現するかという点である。次回は、この点について、既存の「セラピー」とDTとの違いについて考えを述べる予定である。 |