【ちょっと思ったこと】
充実した3日間
今年の連休は実質5/3〜5/5の3日間だけであったが、どこにも遠出せず、不要品の整理、観葉植物の手入れ、実験室周辺の樹木の枝切りなど、生活に密着した作業が予定通りに遂行できたため、充実した毎日を送ることができた。
年間の休みの中でも、5月は空気がさわやかで屋内外の作業がしやすい時期にあたる。同じ3日間でも、正月は帰省やら親戚づきあいで何もできない。お盆の頃は蒸し暑くて何もする気がおこらない。この時期を逃すと、たぶん翌年までほったらかしとなってしまう。
今回の整理の一番の目的は、不要と思われる本を徹底的に処分することにあった。これにより、180cmのスチール本棚2個分を空けることができた。そのほか、古着も大量に処分。5年以上全く着ていないセーターなどもどっさり出てきた。昨年夏の東チベット旅行では、使い捨てのつもりで古着を持参、行く先々のホテルのゴミ箱に捨てていったものだが、次回はどうしたものか。あまり古めかしい格好をしていくと、不法入国者に間違えられる恐れもある。
指定曜日以外のゴミ投棄は無くなるか
岡大の農場北側の歩道に注目のスポットがある。週に2回のゴミ収集場所となっているのだが、なぜかこの地点だけ、指定曜日外の投棄が多く、周辺住民の頭を悩ましていた。
農場の金網には「投棄禁止違反は、五年以下の懲役、若しくは、一千万円以下の罰金に処せられます。ごみを捨てる現場を見られた方は通報して下さい。」という看板も掲げられているが、あまり効果が無いようだった。
今年の4月になってからだったと思うが、写真右上のように、指定曜日外に投棄されたゴミにはネットがかぶせられ、警告のビラが貼られるようになった。ビラは、この地域に多く住む外国人留学生にも理解できるよう、なんと3カ国語で表記されている(写真左下)。
こうしたネットをかぶせても、なお、ネットの外にゴミを置く者がいるようだが、そのつど、袋には「このゴミを捨てた人は直ちに持ち帰ってください」というようなビラが貼られていた。
警告をおちょくるかのように、一度、冷蔵庫が捨てられていたこともあったが、このところゴミの数もだいぶ減ってきた。このやり方が成功すれば、同じ問題を抱える他地域にも活かせるはずだ。今後も観察させていただきたいと思っている。
NHKの野球中継
19時半〜20時頃はテレビを視ながら食事をしていることが多いのだが、5月5日は面白そうな番組が全くなく、けっきょく、NHK総合の野球中継の一部を視ながら過ごすことになった。東京ドームでの巨人戦と言えば、以前は、日本テレビ・読売系が独占中継していたはずだが、今シーズンになってからは、どうやらNHKもその権利を獲得したらしい。
しかしどんなもんかなあ。巨人戦ともなれば相当の放送権料が支払われているはず。これらがすべて受信料から支払われているかと思うとちょっとうんざりする。これは別に巨人戦に限ったことではない。私の好きな阪神戦であろうと、大リーグであろうと同様。特定チームの試合中継のために中継料を払い、かつ放送時間枠をそのために埋めてしまうということが、公共放送として使命を果たしていることになるのかどうかは疑問である。特に5月5日は子どもの日。もう少し、子どもたちのためにスペシャル番組を組んでもよかったのではないかなあ。ま、子どもの日くらいはテレビを視ずに家庭団らんを、というなら話は分かるけれども。
野球放送のことでついでに言っておくが、5月5日朝6時半すぎのNHKスポーツコーナーはひどかった。トップで松井の全打席の映像を流したあと、日本プロ野球のほうは得点結果を一覧表で示しただけ。公共放送であるなら、いろんなチームのファンのために、少しでも個々の試合の映像を紹介してほしいものだ。なお、5月6日朝6時半すぎのコーナーではプロ野球丸ごとビデオ紹介があったのでとりあえず良しとしよう。マツイ偏重の報道姿勢については今後もウォッチングを続けていくつもりだ。
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