じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典

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[今日の写真] 2カ月ほど前、近くのホームセンターで風変わりな葉姿の多肉植物を購入。その後大鉢に移したところすくすくと成長し、なんと白い花をつけ始めた。
先日、「とっとり花回廊」に行った時、この多肉植物の名前が「イワレンゲ」であることを初めて知る。ネットで検索したところ、こちらに解説あり。学名は「Orostachys iwarenge (Makino) Hara」(←なんか、日本語くさいぞ)、科名はベンケイソウ科、属名はオロスタキス属、原産地は関東以西の本州と九州、と紹介されていた。園芸品種かと思っていたが、もともと日本に自生してたらしい。


11月14日(金)

【ちょっと思ったこと】

大阪は近いかも

 15日(土)は、ダイバージョナルセラピーの分担講義のため、大阪まで往復することになっている。10月1日のダイヤ改正により、新幹線回数券でも「のぞみ」が利用できるようになったが、回数券のほうは1枚あたり5000円と、何百円か値上げされた模様。

 これまではもっぱら「ひかり」自由席で往復していたのだが、今回は、よほど混雑していない限りは「のぞみ」を使うことになるだろう。この場合、岡山から新大阪までの所要時間は45分〜50分。これって、羽田空港から新宿に行くのと同じぐらいの時間だ。

 けっきょく、「近い」とか「遠い」というのは、所要時間ではなく、地理上の距離や運賃・料金の額によって決まってくるところが大きい。片道5000円が2500円に値下げされたら、京阪神地区なども楽々日帰り圏になるだろうし、ひょっとして甲子園まで野球観戦に行くかもしれない。

【思ったこと】
_31114(金)[電脳]「WindowsとOfficeの脆弱性」は、最良のユーザー管理手段かも

 各種ネットニュースで報じられているように、またまた「WindowsとOfficeの脆弱性」が「発見」され、マイクロソフトは修正パッチリリースを開始した。緊急性が高いということなので、さっそく、研究室のパソコンやモバイルパソコンのダウンロード&インストール作業を行った。

 この「脆弱性」修正だが、8月以降、毎月のように作業を強いられているように思う。8月の時は特に深刻であり、教室のパソコンからもワームの放出が検出され、多大な労力と時間の浪費を強いられた。このこともあって、その後は、警告を受けるたびにこまめにアップデートしているのだが、どうも腑に落ちないことがある。

 周知のように、Officeのアップデートを行う時には、オリジナルのCDを用意しておく必要がある。モバイルパソコンでアップデートする時には外付けのCDドライブを接続しておかなければならないので結構面倒に感じるのだが、あれって何のために必要なのだろうか。インストールの画面を見ているとどうやら、製品番号を読み込んでいるような表示が出てくる。

 このことでふと思ったのだが、「脆弱性」を理由にひんぱんにアップデートを促すというのは、ソフト会社にとって最良のユーザー管理手段になりうるのではないだろうか。オリジナルのCDを挿入させることで、海賊版や不正コピー、あるいは規定台数以上アップデート(Office-XPの場合は、デスクトップとノートパソコン合計2台分まで)、といった違反行為は簡単にチェックできる。また、現時点で、Windows 98 SE、NT、2000、Me、XPのユーザーがそれぞれ何人(何台)であるかということも、特別の調査をしなくても簡単に把握できる。

 いろいろなソフト会社からは、バージョンアップ、アップグレードなどのメイルが頻繁に送られてくるが、実際、特別の不都合が無い限りは無視してしまうことが多い。ところが、「〜しないとウィルスにやられますよ」といった脅迫的な要請(←「好子消失阻止」もしくは「嫌子出現阻止」の随伴性による行動コントロール手法)があった時には、面倒でもそれに応じざるを得ない。「脆弱性」があればこそ、確実なユーザー管理ができると言っても過言ではあるまい。

 ちなみに私自身はずっと「一太郎」ユーザーである。わざわざOfficeをインストールしているのは、学生がWord文書を提出したり、学内の各種添付ファイルのやり取りに際してOfficeしか使えない教員に配慮するためである。このOfficeも、「一太郎」に比べるとかなり高価となり、かつ認証チェックによって使用可能台数が厳格にコントロールされるようになってきた。このあたりでそろそろ、「一太郎」の巻き返しがあってもいいのではないかなあ。