じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
農場の金網にカボチャ(ウリ?)がなっている。台風14号の接近で吹き飛ばされないだろうか、気になるところだ。
|
【ちょっと思ったこと】
期日前投票、初体験 東京・慶應義塾大学で日本心理学会第69回大会が行われるため、9月11日には投票できない。そこで、期日前投票というものに初めて行ってきた。不在者投票というのは2回ほど経験したことがあるが、期日前投票は今回が初めて。というか、そもそも制度が施行されたのが平成15年12月1日なので、総選挙に限っては全員が初体験ということになる。 通常の投票と異なるのは宣誓書の提出を必要とする程度のこと。従来の不在者投票に比べると大幅に簡素化されている。このほか、期日前投票を行った人がその後選挙期日までに死亡した場合でも、その投票は有効になるという点が不在者投票とは異なる。 ちなみに、不在者投票が期日前投票に変更されたわけではなく、例えば病院、老人ホームなどで行う場合や、選挙期日には20歳を迎えるが事前に投票する日にはまだ19歳という人は、従来どおりの不在者投票になるそうだ。 もう1つ、期日前投票では最高裁判所裁判官国民審査もできるが、告(告)日の違いによるのだろうか、投票可能な期間の開始日に若干のズレがあった。この投票用紙を渡す時に、受付の職員が「辞めさせたいと思う人には×印を、辞めさせなくてよいと思う人には何も書かずに...」と繰り返し叫んでいたが、この案内はなかなか難しい。語気を荒げて「辞めさせたいと思う人には」などと叫べば、裁判官の中に悪者が居るのかという印象を与えかねないし(←あるいは逆に、辞めさせるなんてかわいそうだという印象を与えるかもしれない)。いっぽう、何も言わなければ、知らずに○印などつけて無効票にされてしまう恐れがある。 ま、何はともあれ、私の投票はこれで終了。今から選挙運動にやって来られてももう手遅れ。電話や葉書、チラシはお断りだ。 手応えを感じるのは当たり前 昨日のNHKの番組の中で、それぞれの党首(代表)がみな ●どこへ出向いても、街頭演説に熱心に耳を傾け、そうだそうだとうなずいてくれる人がたくさん居た。手応えは十分だ。 というような感想を述べておられたが、これは当たり前だろう。街頭演説などというものは、普通、その政党の熱烈な支持者が集まってきて耳を傾けるものだからだ。不支持の人は最初からそういうところには来ない。町内を練り歩く場合も同様。握手を求めてくる人たちは支持者ばかりである。 余談だが、これは、大学の授業に対する学生の授業評価アンケートでもある程度あてはまることだ。例えば、選択科目において、授業の最終回にアンケートを実施したとする。この場合、 ●この授業を受けて良かったか? という質問には、たいがいの学生が「YES」と応えるであろう。なぜなら、受けて悪かったと思う学生は、途中からその授業に出てこなくなるからだ。但し、必修科目や、クラス指定科目の場合は、嫌いな先生の授業も受けなければならないので反応はかなり変わってくるだろう。 |
【思ったこと】 _50902(金)[教育]岡大FD研修“桃太郎フォーラム”(3)学生の居場所と自校教育/広報活動の重要性 岡大FD研修“桃太郎フォーラム”の感想の最終回。 午前中の特別講演の中で、学生の「居場所」や自校教育の重要性についての話題が取り上げられた。 多くの大学にあてはまることだと思うが、新入生は必ずしもその大学を第一志望として入学してきたとは限らない。これには
ちなみに、私の大学は広報活動がヘタだとしばしば指摘されている。ISI論文引用度指数(1993〜2002)では、全分野19位、動物学植物学8位、工学1位という輝かしい研究成果を挙げているほか、平成16年度と17年度に2年連続して、特色GP、現代GPの両方に採択されている。2年連続というのは、国公立大法人では岡大と群馬大のみ、ということである。しかしその一方、朝日新聞社の大学ランキング06では、高校進路指導教諭からの総合評価がきわめて低い(=ランキング圏外)。入試でも、大学としての統一性に欠け(学部、学科でバラバラ)、AO入試と推薦入試が混在しているなど、高校サイドからみて複雑で分かりにくいとの不評をかっているようだ。このあたりをどう改善していくのかが、今後の緊急の課題となっている。 なお、午後の桃太郎フォーラムでは分科会に分かれて討論が行われたが、私自身は授業評価関係の話題提供者をつとめたため、聴衆としての感想は無い。いくつか出された質問や意見は、大学内部にかかわる話題であって一般性がないのでここには記さないでおく。 |