じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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[今日の写真]
農学部農場の田んぼの脇に生えるホトケノザ。2000年3月20日の日記に同じ場所で撮影した写真があることが分かった。ひっそりと咲く赤紫色のお花畑だ。


3月20日(月)

【ちょっと思ったこと】

プロ野球いっそのことアジアリーグにしたら?

 WBCで日本が決勝進出したことで、野球への関心が急遽盛り上がってきた。合わせて、日本や韓国の水準が十分世界に通用することが今回の大会で証明されたと思う。

 もちろんアメリカ人にしてみれば大リーグが世界最高、WBCなどというのは野球後進国どうしが対戦するマイナーレベルの試合だと思っているかもしれないが、だからと言って、日本プロ野球の優秀選手が次々と大リーグ入りを目ざし、NHKがスポーツコーナーのトップで大リーグ情報を伝えたり大リーグ中継に多大な時間を割くというのは、決して望ましいことではないと思う。

 むしろ、アジアの野球の水準がこれだけ高いことが証明されたのだから、日本プロ野球を国内だけで再編しようとせず、日本や韓国を中心としたアジアリーグを立ち上げ、野球を東アジア共通の文化に育てていったらどうだろうか、と思ってみたりする。そういや大リーグだって、米国本土だけで対戦しているわけではない。確かカナダにトロント・ブルージェイズというのがあったはず。

 但し、アジアリーグを結成してペナントレースを行うには1つだけ条件がある。各チーム内では、選手の移籍を自由に認めるのである。それぞれのチーム内にいろいろな国籍の選手が入れば、ファンは過剰なナショナリズムに走ることなく、好きなチーム自体を応援することになるのだ。

 もともと日本プロ野球の中には、張本勲氏のように在日韓国人二世としてトップレベルの大記録を残した選手もいたし、元広島カープ・福士明夫(張明夫)氏のように韓国プロ野球に移籍して活躍した選手も居た。東アジアの野球レベルはそれだけ高い水準にある(そう言えば王貞治監督だって日本国籍ではなかったはず)。

 幸い、アジア地域の球場は半日もあれば飛行機で移動できる近さにある。パリーグの選手たちが札幌や福岡に移動していることを思えば、ソウルに本拠地を構える球団があったからといって、公式日程上そんなに不都合は起こらないと思う。





「日記書き日記」のアクセス数が「じぶん更新日記」を上回る

 1年前の1月24日より、楽天ブログとして日記書き日記というのを書いているが、このブログの1日あたりのアクセス数が、
  • 3/17 : 125
  • 3/18 : 173
  • 3/19 : 260
  • 3/20 : 356
というように急増している。いっぽう、ReadMeのアクセス情報によれば、この「じぶん更新日記」の3月20日のアクセス数は234となっており、とうとう、楽天ブログに逆転されてしまった。

 「じぶん更新日記」のアクセスが減っている一因は、日記才人(ニッキサイト)のシステムに不具合がありアクセス不能になっていたことにもよるが、だからといって楽天ブログへのアクセスが増えたことには結びつかない。どこかから新たにリンクされたのだろうか。

 楽天ブログはもう1年以上も前から書いており、この数日のあいだに特に内容を変えたわけではないが。もしかすると、3月18日に「愛と死をみつめてと冬のソナタ」という話題を取り上げたのが急増の原因かもしれない。であるならば、たぶん数日以内には平常レベルまで戻るはずだ。もうしばらく様子をみたいと思う。

 そういえば、あのTVドラマ愛と死をみつめてはとりあえずDVDにダビングしている最中であり、始まりとラストの部分しか視ていない。もっともダビングしたからといって通して見るつもりはあまりない。3月18日の楽天ブログにも書いたように、高校生の頃、この原作の
  • 大島みち子・河野実著 『愛と死をみつめて』
  • 大島みち子著 『若きいのちの日記 』
を先に読んで充分に感動していたため、脚色された映画やドラマを観ることでせっかくの感動の質を下げたくないとずっと思っているためだ。もちろんドラマ自体にケチをつけるつもりはない。ダビングの時にラストだけちょっと見たが、あれはあれでよくできており涙が出てしまうほどだった。

 ちなみに、「愛と死をみつめて」などというと、極めて特殊な条件のもとで起こった純愛ドラマであるように思いがちであるが、人間誰しも、結婚する限りにおいては最後は別れるものである。それが、夫婦どちらかが先に死ぬか、夫婦同時に死ぬか、離婚するか、いずれになるかは異なっているが、どちらかが先に死ぬ時の体験はすべて「愛と死をみつめて」になるのだ。そして残された一人が、その後どういう生き抜くのかというのも大切な問題だ。実在する河野實さんの生き方は、1つのお手本を示してくれているように思う。