じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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[今日の写真] 三代目「六高菊桜」の2年目の花。昨年4月24日の日記にも書いたように、二代目に比べるとなぜか花の色が白っぽくなっている。


4月25日(火)

【思ったこと】
_60425(火)[一般]奥田・経団連会長の世界一周の夢

 各種報道によれば、5月24日に退任する日本経団連の奥田碩会長(トヨタ自動車会長)は4月24日の定例会見で、退任後の自らの処遇について「ともかく世界一周はしたい。それからどれだけ尽くせるか分からないが、社会に対して再挑戦し、お役に立てることがあればやりたい」と述べたという。

 財界のトップの方が御退任後に「世界一周」の夢をもっておられるということはまことに興味深い。いったいどんな交通手段でどういう場所を旅行をされるのだろうか。旅行好きの私としてはぜひ知りたいところである。

 念のため経団連の記者会見における奥田会長発言要旨を参照したが、さすがに公的な記録には、御旅行のプランは披露されていないようであった。ネットで検索したところでは、本年1月20日頃に、「妻と世界一周」あるいは「妻と世界一周の船旅がしたい」と語っておられたらしいことが分かったが、元記事は確認できなかった。




 「世界一周」という言葉を聞いてまず思い浮かべるのはベルヌの八十日間世界一周だが、現実に我々が行動に移せそうな旅行としては概ね3つのタイプがあるかと思う。
  1. 世界一周航空券を利用した個人旅行もしくはパッケージツアー
  2. ピースボートや豪華客船を利用した船旅
  3. バイクや自転車で世界各地を回る旅
 もっとも、旅行好きの私ではあるが、1.や2.には全く魅力を感じない。3.は若い頃にそういう機会があればチャレンジしたかもしれないが、今となっては到底無理と言わざるを得ない。

 まず1.だが、こちらによれば、世界一周とは
  • 太平洋と大西洋を各々1回のみ渡って出発地に戻ること。
  • 原則的に西回りか東回りの一方向に進み逆戻りはできない。
という2条件を満たすことが必要とのことだ。この程度のルートだったら、私自身、何度か通ったことがあるが、とにかく長時間の搭乗はくたびれる。1回の旅行で一周できたからといって、大した達成感は無いように思われる。

 次に船旅だが、私自身の長時間の船旅としては、だいぶ昔の「横浜〜ナホトカ」往復と、小笠原沖皆既日食の時のツアーがあるが、海の広さというのを実感できることは確かだが、周りが海ばかりの何もない景色というのは退屈で、何日も続けたいとは思わないなあ。とにかく、私にとっては一番の楽しみの山や花が見られない(←上陸地点は別として)というのは最大の欠点である。

 バイクによる個人旅行として私が知っているのは
 私個人の場合、現役日常生活の活性化とセットにして海外旅行を位置づけているので、「引退したら旅行に行きたい」とか、仕事も家族もほったらかしにして長期間放浪の旅にでるというのは、全く考えたことが無い。現役生活が続けられなくなった頃は、たぶん、旅行に出かけるのもやめているのではないかという気がする。