じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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[今日の写真]
8月30日の岡山は大陸からの高気圧に覆われ、最高気温は30.4度と、かろうじて30度を超える程度にとどまった。夕焼け空も秋の気配。さらに1日朝の最低気温は23度台まで下がった。

 写真は旧・岡大事務局越しに見る夕日。夕日の明るさと、その逆光となる建物の暗さのコントラストが強すぎたので、それぞれ独立して補正し、合成してみた。同一の写真を重ね合わせたので実写ではあるのだが、何となくウソっぽく見えてしまう。


8月30(水)

【ちょっと思ったこと】

東京オリンピック?

 各種報道によれば8月30日、2016年夏のオリンピックの国内立候補都市を決めるJOC選定委員会が開かれ、55人の投票の結果、東京都が33票、福岡市が22票となり、東京都が国内の立候補都市に選ばれた。IOCへの立候補申請は来年、さらに3年後の2009年10月のIOC総会で開催都市が決まりまるという。

 東京でオリンピックが開かれることになれば、1964年以来52年ぶりということになる。1964年当時私はまだ小学生で、東京・世田谷に住んでいた。オリンピックに合わせた首都高速道路の建設、代々木や駒沢での競技施設建設などを目の当たりにしながら育った。

 8月28日の日記でとりあげた映画「ALWAYS 三丁目の夕日」にも描かれていたが、あの当時の日本は戦後の立ち直りのなかで急速に成長を遂げており、世界の目が集まるオリンピック開催にも大きな期待が寄せられていた。

 しかし今や、デジタル映像技術が発達したこともあり、わざわざ競技場まで足を運ばなくてもリアルに観戦できる時代となった。どこで開催されても違いは無い、というのが率直な感想。

 むしろ気になるのは経済面と私個人の老後への影響。2016年の10月には私は64歳となり、定年まであと1年半を残すだけになっているはず。オリンピック開催により都心の地価は高騰するのか、また、その終了後はバブル崩壊が起こるのか、といろいろ考えてみるが、そんなことよりそもそも、東京開催が本当に実現するのか、その可能性はきわめて低いように思う。






炊飯器・ポットで簡単料理

 8月31日朝のNHKおはよう日本まちかど情報室で、『炊飯器・ポットで簡単料理』という話題を取り上げていた。食材をポリエチレンの袋に詰めて、炊飯器や電気ポットで熱を加えるという料理法のようだが、気になることがいくつかあった。

 1つは、熱を加えることで有害成分がしみ出してこないのかということ。番組記録サイトにも記されているように、まずは、耐熱温度が120〜130度のポリエチレン製の袋を使うことが大前提となっているが、袋の原材料に何か混ぜ物はないのか、安売りの袋などでインチキ表示は無いのか、どうしても気になってしまう。

 2つめは、それぞれの電気器具の故障につながらないか、あるいは火災事故の危険は無いかということ。それぞれの器具の使用目的として想定されていない使い方をするわけだから、事故が起こっても保障は得られないようにも思われる。

 もう1つ、これはより根本的な疑問なんだが、炊飯器をつかって料理するくらいだったら、パックご飯と総菜(←総菜ばかりでなく、簡単な料理もできるはず)を買ってきて電子レンジで温めたほうがよっぽど楽なはず。よくワカランなあ。