じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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山羊と金木犀。Googleで「山羊 金木犀」を検索すると13000件もヒットするが、山羊と金木犀を同時に写し込んだ写真は少ないのではないかと思いチャレンジ。といっても、山羊たちは食べることに一生懸命でなかなか金木犀の近くまで来てくれない。写真上半分が一番近づいた時に撮影したもの。
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【思ったこと】 _61013(金)[心理]日本心理学会創立80周年記念講演(4)心理学会の予算規模 Overmier氏の講演の感想2回目。 講演の後半ではAPAの活動の紹介、心理学の社会的貢献などについてのお話があった。 まず、APAの規模であるが
にも関わらず、APAの会費はおおよそ275ドルにすぎない。これに会員数15万人をかけると4125万ドルであるから、予算額の40%程度、もっとも、学生割引や未納分を考慮したのだろうか、講演では、会費収入は予算額の20%未満であると言っておられた。これは要するに、APAの活動が多岐にわたり、莫大な事業収入を挙げていることを意味している。 このことに関連して、わが社団法人日本心理学会の予算規模を調べてみた。これらはネットで簡単に検索でき、こちらに公開されていることが分かった。それによれば平成18年度の場合、会費による収入は7330万円、事業収入は1億5500万円、当期収入合計は2億3500万円余、繰越を含めた収入合計は4億8100万円余りとなっている。1ドル120円とした時のAPAの予算規模は120億円であるから、日本のほうが桁違いに少ないことが分かる。 なお、社団法人日本心理学会の事業収入1億5500万円のうち、認定心理士資格審査・認定料収入が1億1200万円にのぼっており、当期収入全体2億3500万円の約半分を占めているということには留意しておく必要があるだろう。これまで述べたことにも関連するのだが、学会認定資格というのは、それがある程度認知され、申請者が増えた時には、かなりの収入源になるということだ。少し前にも、正体不明の団体が、ネット上で某心理士資格認定の宣伝をしているのが目に留まったが、いわゆる「サムライ商法」の餌食にならぬよう十分な注意が必要である。 ちなみに、日本心理学会の資格認定業務費としては8000万円が計上されている。収入が1億1200万円であるとすると3200万円が純益ということになる。 余談だが、同じ支出の部には創立80周年記念事業経費として500万円が計上されていた。そうか、今回の講演会が高級ホテルで行われ、(私はさっさと帰ってしまったが)記念式典パーティの参加費も含めて参加費無料ということを耳にした時、いったいどこからお金が出ているのかと思っていたが、ちゃんと予算が計上されていたのね。 次回に続く。 |