じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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夜、いつもより早く散歩に出かけたところ、西の空に沈む直前の月と、金星が輝いていた。天文年鑑によれば、この日の21時の1.8。旧暦では1月2日。新年2日目の月を眺められるとは、まことに縁起がいい。 |
【ちょっと思ったこと】
夜行スキーバスの安全性 大阪・吹田市でスキーツアーの観光バスが道路脇の橋脚に衝突し乗客ら27人が死傷した事故の関連ニュースが連日伝えられている。 この事故は当初、バス会社がコスト削減のために従業員である運転手に過重労働を強いていたものと思っていたが、その後伝えられたところによれば、事故を起こした運転手は、社長の長男、また、死亡した誘導員(←当初は「アルバイト添乗員」と伝えられていた)は社長の三男(運転手の弟)であり、ほぼ家族経営の会社であることが分かった。 家族一丸となってバス会社を支えてきた結果このような事故になったことはまことに残念だが、乗客の安全を守ってこそ成り立つバス会社である。違反が疑われている部分を徹底的に解明し、同種の事故の再発防止につなげてもらいたいと思う。 今回のような夜行のスキーツアーについては、私自身も参加を検討したことがある。今年は暖冬の影響で、大山・中の原のゲレンデもご覧の通り。ウェザーニュース・スキー場情報を見ても、西日本のスキー場は、人工造雪ゲレンデか、よほどの山奥で無い限り、滑走不可能となっているようだ。その分、西日本から信州方面への夜行バスが賑わうことになるだろうが、こうなると単純に旅行代金の比較だけでは安心できない。旅行会社各社は、バス会社の安全管理体制をしっかりチェックした上で募集をかけてほしい。 さそり座の肉眼新星 アストロアーツのニュースによれば、2月4日に発見されたさそり座の新星が、肉眼で見える明るさまで増光しているという。2月20日の朝はよく晴れ、南の空にはさそり座と木星がとてもよく見えた。前夜に調べておいたあたりを目を凝らして眺めていたが、うーむ、そのあたりにいくつか星があるという程度でどれが新星なのかは分からなかった。 家に戻ってからバードウォッチング用の望遠鏡で再度観察。新星の位置は分かったがが、いくつか見えている普通の恒星のうちの1つにすぎず、特段に明るいということは無かった。2等星以上に明るくなってくれればずいぶんと目立つだろうが。 なお、肉眼新星の位置はこちらに公開されている。また、こちらにも、詳しい情報あり。 |