じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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日なたぼっこをする古株のネコたち。1月20日掲載の写真と同一。左右の位置にも居心地の良さがありそう。
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【思ったこと】 _70324(土)[心理]心理療法におけるエビデンスとナラティヴ(1) 3月21日に立命館大学衣笠キャンパスで開催された特別公開シンポジウム: ●心理療法におけるエビデンスとナラティヴ:招待講演とシンポジウム に参加した。 京都には毎年数回程度訪れる機会があるのだが、立命・衣笠方面には長いことご無沙汰していた。地下鉄・北大路駅からバスが出ているだろう、といういい加減な記憶に頼って「地下鉄・バス乗り継ぎ券」で北大路駅まで来てみたが、じっさいは、ご覧の通りで、12時台の衣笠方面行きは見当たらなかった。そこで、たまたま到着した「急行:金閣寺 北野天満宮 銀閣寺ゆき」で金閣寺下車。そこから昔の記憶に頼って衣笠まで歩くことにした。ま、それほど大した距離ではなく、京都駅からのバスに乗って渋滞に巻き込まれるよりはかえって速かったかもしれない。 シンポではまず、ご存じ、サトウタツヤ氏から導入講演があった。「エビデンス」と「ナラティブ」は、いずれも、いくつかの心理学関係会年次大会やシンポではホットなテーマであると思うが、両者を1つのタイトルに並べて論じることはなかなか困難。そういう意味では、今回の企画は、まさにサトウタツヤ氏ならでは実現できた貴重な企画であったと言えよう。ちなみに、サトウタツヤ氏の導入講演自体のタイトルは ●心理療法におけるエビデンスとナラティブ:決して丸く収めようとしているわけではなく となっており、また、シンポ全体のプログラムのほうでは ●機能主義と文脈主義からみた新しい心理療法の時代の行動療法とナラティブ:その歴史と展開 となっていた。 パワーポイント配付資料によれば、今回の議論の種は
ところで、私自身は、モダンかポストモダンか、本質主義か機能主義か、...といった分類に基づく議論が生産的な結論を導出できるかという点については、かなり懐疑的な見方をしている。どういう状況のもとでどれだけ有効性が示せるかさえ明らかにできるならば、別段、何主義であっても良いようにも思えるのだが、ま、そのあたりは後述ということで...。 次回に続く。 |