じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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2008年版・岡山大学構内の紅葉(12)ハナミズキの赤い実とソメイヨシノの紅葉
一般教育棟の非常階段から眺めるハナミズキの赤い実。その後ろはソメイヨシノの紅葉。一般教育棟は現在、耐震補強工事のため、非常階段を上り下りして中に入ることになるが、その分、教養教育科目の授業のたびに、外の風景を見渡す機会が増えた。 なお、ソメイヨシノの開花時の写真はこちらのアルバムにあり。 |
【思ったこと】 _81110(月)[心理]日本心理学会第72回大会(37)well-beingを目指す社会心理学の役割と課題(9)Well-beingとソーシャルスキル(1) シンポジウムの2番目は、相川氏による、 well-beingとソーシャルスキルの関係をあきらかにするために という話題提供であった。 すでにシンポ開催日から50日余りが経ってしまって残念ながら詳細は思い出せなくなってしまったのだが、その概要としてはまず、
心理学的ストレスモデルでは、ソーシャルスキルは
ここで少々脱線するが、自分で言うのも何だが、私自身などははっきり言ってソーシャルスキルがゼロに等しい人間である。しかしそのことによってストレスが大きいとは思っていない。理由は単純であり、要するに、人と直接会う機会はできるだけ避け、懇親会などはすべて欠席し、もっぱら大自然(山、天体、植物、動物、昆虫)と関わることに喜びを見出している。会議での発言数は多いほうだが、これは要するに、対人関係に配慮せず言いたいことを言っているだけのこと。Web日記でも、特定の読者を想定していないので好き勝手なことを書いている。というように考えていくと、そもそもソーシャルスキルはすべての人間に絶対的に求められるものではないようにも思える。 定年退職後ももっぱらコミュニティの中での交流や人的貢献に意欲を燃やす人がおられるが、その一方には、対人的な接触をできるだけ避け、自然とのふれ合いの中で静かな余生を過ごそうとしている人も居る。前者のタイプでは対人的なストレスは一生ついてまわるが、後者では無縁。そうは言っても、経済的な裏付けがあり、他者から自立できる状況になければ、後者の道を選ぶのは困難である。たいがいの人は集団に適応し協調的に行動していかないとやっていかれない。高齢者福祉施設に入居した場合もそういう側面があり、けっきょく一生ついてまわる。 次回に続く。 |