じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
§§ | 11月21日の日記にベタの老夫婦と稚魚の写真を掲載したが、この夫婦から生まれた子どものうち2匹が順調に育っている。尾びれや背びれの形からみて2匹ともメスではないかと思われる。これ以上殖えても飼えないので、当分、嫁入りの予定はない。 |
【ちょっと思ったこと】
時代を超えるサザエさん 少し前の話になるが(たぶん11月14日頃)、フジテレビ系のニュース番組の中で「サザエさん40周年」の話題を取り上げていた。このこともあって、ふだん全く観たことのないアニメのサザエさんを11月16日(特集『放送40周年記念スペシャル』)と、その翌週の23日に2週連続で観た。 このうち、ニュース番組のほうでは、番組制作の舞台裏の話などもあって、良き雑学ネタであった。 まず、当然のことながら、声優たちの年齢は登場人物の年齢を遙かに超えてしまっている。フグ田サザエさんの年齢は24歳(原作では27歳)に設定されているが、声を演じている加藤みどリさんは1939年11月15日生まれということなのですでに69歳。磯野波平は54歳と設定されているが、声を演じている永井一郎さんは77歳(←そういえば、私自身も、知らぬうちに磯野波平の年齢を超えてしまった)。「ハーイ」「チャーン」「バーブ」程度しかしゃべらないイクラちゃんの声優、桂玲子さんも68歳。 アニメを制作しているのは「エイケン」という会社であり、いまでも手作業のセル画で作っているという。念のためウィキペディアの当該項目で確認したところ、この社名は代表取締役会長(当時は社長)である村田英憲の名前の音読みからとられたものであるそうだ。また、セル画に関しては、CMやオープニングおよびエンディングアニメについては特番などの特別版を中心にデジタルで制作され始め、2005年10月以降はOP・ED・次回予告のバンク部分がデジタル制作に切り替わったということである。 ニュース番組によれば、4コマ漫画の原作はアニメの中の1シーンとして挿入されているが、1回使ったネタは最低3年間は使わないようにしているという。逆に言うと3年前に観たことのあるエピソードが3年おきに何度か登場することもあるので、「あれっ、前に観たことがあるぞ」と感じることもある。わずか10分の1作品を制作するために3カ月半を要するというからこれもまたスゴイ。 もう1つ、ニュース番組によれば、このアニメの人気キャラは、1位タマ、2位イクラ、3位カツオだそうで、サザエさん自身が人気者というわけでもない。 以前にもこのWeb日記で取り上げたことがあるが(例えば2004年6月27日)、これだけの長寿番組であって、しかも、昭和50年代の生活様式が基本ということで、いろいろな時代ギャップが出てくる。今回2週続けて観たアニメの中でも、
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