じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 大学構内の紅白のサザンカ。成人の日のお祝いになるかも。



01月10日(土)

【ちょっと思ったこと】

牟田悌三さんご逝去

 各種報道によれば、俳優の牟田悌三さんが、8日23時33分にお亡くなりになった。80歳。牟田さんは、1970年代、ホームドラマ「ケンちゃん」シリーズで父親役を演じたほか、社会福祉法人「世田谷ボランティア協会」理事長を16年間務めるなど社会福祉の活動家としても知られていた。

 私自身はじつは「ケンちゃん」シリーズは一度も視たことがなく、ウィキペディアの主な出演リストの中にも思い当たる作品は1つも無いのだが、子どもの頃(1960年代)にテレビで何度もお顔を拝見したという記憶があり、かつてNHKの福祉番組に登場された時も、お顔を見ただけで、あれっ?牟田悌三さんが出ているとすぐに分かったほどであった。おそらく、1960年代のNHKの子供向け番組でレギュラーをつとめておられたのだと思うが、何という番組であったのかが思い出せない。ネットで調べた限りでは、NHKの人形劇「銀河少年隊」の語りを務められていることが分かったが、声だけではお顔の印象は残らないはず。あるいは、いろいろな番組から総合的に作り出された父親役のイメージであったかもしれない。ご冥福をお祈りします。

【思ったこと】
_90110(土)[一般]地デジ移行のウソホント(7)NHKオンデマンド/生涯学習関連番組配信サービ

 昨日の日記で、
もともと、一般市民がダビングをするのは、旅行先で写真撮影をしたり、Web日記を記すのと同じで、後日、何かの必要があって記憶を蘇らせたり、懐かしむことが主たる目的であるはずだ。この範囲の行為では何ら著作権は侵害されておらず、そういう、善良な行為としてのダビングと再生行為が地デジ導入で制限を受けるというのはどうにも納得できない。
と書いた。このことに関連して少々脱線するが、2008年12月1日より、「NHKオンデマンド」が開始され、NHKの一部の番組については、いちいち録画やダビングをしなくても、お金さえ払えば、いつでも視たいときに視られるようになった。

 このサービスについては少し前、自宅のパソコンでも利用できるかどうか試してみたことがあった。私の自宅のネット接続はADSLの8Mタイプであり速度が遅すぎるのではないかという不安があったが(USENブロードバンドテストでは「あなたの回線速度2.509Mbps」と表示)、サンプルデモムービーでチェックした限りでは特段の問題は無さそうであった。但し、画質は1.5Mbpsで受信してもそれほど高画質とは言えなかった(アナログ放送をSP〜LPモードで録画した程度)。

 もっとも、サービス内容をざっと見た限りでは、必ずしも私のニーズには合致していないし、かなり高額であるようにも思える。
  • まず、2か国語放送、副音声に対応していないので、日々の二カ国語ニュースを聞いてリスニングの練習に役立てることはできない。
  • 1か月1,470円を支払えば「月間見放題」であるというが、対象番組はニュース番組を含む「見逃し番組」に限られている。よって、この「見放題」では、教養番組や昔の番組(「特選ライブラリー」)を「視たい時にいつでも視られる」わけでは全くない。
  • 「特選ライブラリー」は1本105円〜315円(税込)であるというが、この料金であるなら、自分で放送番組を1枚60円程度のDVDにダビングして保存しておいたほうが遙かに割安。
ということもあって、現時点では私は、このサービスの会員になるつもりはない。




 ところで、上記のNHKオンデマンドとは別に、自治体や共済組合などが、NHK教育テレビなどの生涯学習関係番組を安価で配信するサービスが開始されつつあるという。Googleで「NHK番組コンテンツの配信 生涯学習」というキーワードを入れると1月10日現在で13200件がヒットする。このうち、私自身でも利用できそうなKKR関連業者のサービスでは、KKRメンバーズカードで決済すると月額210円(税込)でコンテンツが見放題となるという話であった。ホンマに月額210円で継続的に利用できるのであれば、わざわざDVDにダビングする必要など全くない。但し、先日チェックした限りでは、パソコンディスプレイのフル画面では画質はイマイチ(VHSテープの3倍モードで録画した程度)。また、現時点で、どういうコンテンツが配信されるのかが確定していないという不安はある。

 なお、NHKオンデマンドの場合も、生涯学習番組の配信サービスの場合もそうだが、私の使っているパソコン(XP)では、当初エラーが出て、サンプル番組をうまく受信することができなかった。こちらに記された対処法を忠実に実行するとうまくいくようである。


 次回に続く。