じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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2009年版・岡山大学構内でお花見(5)オオイヌノフグリ
3月7日(土)の岡山は比較的暖かい1日となった。写真はオオイヌノフグリのお花畑。 |
【思ったこと】 _90307(土)[一般]定年退職までの日数と、バレンタインデーの特別な意味 数日前、某会議で、今年度末で定年退職する先生方からのご挨拶をいただいた。私の大学では教員は3月31日までに65歳を迎えていると定年となることが決まっている。私は現在56歳なので、あと9年余りということになる。 このあと9年というのを日数に換算してみたところ、面白いことが分かった。365日を9倍すると3285日、他に2012年と2016年にうるう年が入るため、4月1日からの日数は3287日となる。ということは、それより46日前が「定年まで3333日」という記念すべき日になる。3月は31日分なので、残った15日分を2月の後半にあてはめると、2月14日から28日までがちょうど15日分、つまり、その日を含むという前提でを計算すると、2月14日のバレンタインデーがちょうど「あと3333日」の記念すべき日にあたっていたのである。 ちなみに、年度の終わりを定年退職と決めているところであれば、この日付は、65歳定年であれ60歳定年であれ変わらない。要するに、9年前の2月14日が「あと3333日の日」ということになるのだ。但し例外として、残り9年間にうるう年が3回含まれる場合には残り日数が1日増えるので、「あと3333日」となるのは2月15日となる。これはうるう年に退職する人、及び、うるう年の翌年に退職する人が該当する。 ところで、この種の日数を計算するには、ユリウス通日が便利である。ネットで検索したところ、こちらで、西暦年月日とユリウス日の相互計算ができることが分かった。 私の定年退職日は2018年3月31日であるので、実際にその日付を入力すると「2458209」と出る。これから3333を引くと「2454876」となるが、「その日を含む」として計算すれば、その翌日の「2454877」、今度はこの数値をマス目に入れるとちゃんと2009年2月14日という日付が出てくるので、上記の計算には間違いがないことが分かる。 同じような形で「あと3000日」、「あと2000日」、「あと1000日」を計算したところ
上記のユリウス日の計算サイトを使うと、生まれてから1万日、2万日、3万日後が何年何月何日になるかということもすぐに分かる(2万日後はおおむね54歳と9カ月、3万日後というのは82歳と1カ月半後になっている)。 誕生日からの日数自体は忘れていてもどうということがないのに対して、定年退職日というのはその人の人生にとって大きな節目となる。まずとにかく、その日をさかいに、同じ職場を去り、2度と通勤を要することが無い。社宅などに住んでいる人は、その日の前後に必ず家を明け渡さなければならない。そのいっぽう、これは旅行好きの私などにはありがたい話だが、仕事の制約を考えずに、好きな時期に旅行に出かけられるというメリットもある(もちろんこれは健康であり続けた場合に限る)。 とにもかくにも、2009年3月7日のユリウス日は2454898、2018年3月31日のユリウス日は2458209であり、残り日数は3311日となってしまっている。100日に1編の割合で論文を書いても、この日数内でかける論文は33編程度、10日に1冊の割合で本を読んでも合計で330冊余り。具体的な数量の目安を出すことで、そろそろラストスパートをかけなければという気にもなってきた。 |