じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



04月のインデックスへ戻る
最新版へ戻る
§§
 首から職員証をぶら下げるわたし

 数日前、「岡山大学ICカード職員証」が配布された。大学構内に居る時はこれを首にぶら下げて仕事をすることになっているようだ(但し、今のところ着用は強制されていない)。

 このカードは、図書館入館、個人貸し出し、生協プリペイドの機能をそなえているのでけっこう便利である。

 もっとも、私自身は、以前から、落下防止のためデジカメに紐をつけて首からぶら下げて歩いているし(←左の写真にはデジカメは写っていない。デジカメで写したのだから当たり前)。最近は、プリペイド携帯電話もぶら下げているし、授業の時はフラッシュメモリーもぶらさげるので、合計4個をじゃらじゃらと首につけて歩くことになる。

 もう一点気になったのが、写真の下にある「有効期限 2016年3月31日」という年月日である。うーむ、私の定年退職日は確か2018年3月31日のはずだったのだが....。


4月9日(木)

【ちょっと思ったこと】

経済対策の予告で買い控え?

 昨日の日記で、政府・与党の追加経済対策の中に
  • 環境対応車(エコカー)の購入促進に最大25万円を補助
  • 地デジ対応テレビの購入額の13%、最大3万9000円相当を「ポイント」で補助
  • 住宅購入時に限り、贈与税の非課税枠を現行の年110万円とは別枠で500万円拡大
といった項目が盛り込まれる見込みだということを書いた。しかし、これが本当に効果を発揮するのは、対策が実施された後のことである。実施される前の段階では逆に、「もしそういう優遇措置が行われるのであれば、それまで買うのを待っておこう」という買い控えが起こってしまうのではないだろうか。少なくとも我が家では、地デジ対応テレビは、補助が実施された後まで買い控える予定(←というか、我が家ではすでに暫定的な地デジ対策を実施済みである(4月3日の日記参照)。

 少し前に「土日祝日の高速道路1000円化」が実施されたが、この時も、「どうせ遠出するなら1000円化実施後に」という「乗り控え」が起こったかもしれない。

 逆に、総理大臣が「大胆な行政改革を行ったあと、経済状況を見たうえで、3年後に消費税の引き上げをお願いしたい」などとアナウンスし、もし現実に消費税引き上げの実施時期が明確になったとすれば、その直前には駆け込み需要が激増するだろう(2008年10月30日の日記参照)。

 いっぱんに、値下げや補助金などの対策は、いったん伝えられてしまった時には、実施は早ければ早いほどよい。そうしないと買い控えが起こる。逆に、値上げや税率引き上げなどは、アナウンスするだけでも目先の駆け込み需要を促進する効果がある。