じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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帰省前に立ち寄った農産物直売所。お目当ての桃はすでに売り切れ状態となっており、規格外の処分品が安価で売られているのみであった。なお、写真正面のガラスの小屋はブドウ栽培の温室。このあたりではよく見かける。原始温室とほぼ同じ構造。 |
【ちょっと思ったこと】
地震被害と豪雨被害と人間行動(追記) 8月11日の日記で、兵庫県・佐用町、岡山県・美作市などの洪水被害の話題を取り上げた。こちらの記事によれば、佐用町では8月9日の1日雨量は326.5ミリに達しており、町防災計画で想定した「おおむね100年に1度の雨」とする265ミリを61.5ミリ上回っていたことが分かったという。 この事実は人間行動の力の及ばない自然現象のようにも見えるが、遠因としては、人間行動の累積的結果である地球温暖化がもたらした異常気象の表れの1つであるようにも思える。 また、想定を超える雨量があったことを踏まえて、急な崖や川岸、用水路などをコンクリートで塗り固めるような防災工事の必要を説く向きがあるようだが、私はこれは本質的な解決にはならないと思う。100年に1度というような災害に備えるには、まず、森林を大切に保護・管理して、1日に何百ミリもの雨が降ってもへこたれないような自然環境を整えることが必要である。聞くところによれば、今回の洪水災害の原因の1つは、2004年の台風23号などによる倒木の一部が未だに放置されていて、大雨によって河川に流れ込んだことにあるとか。そして、さらに元をたどると、台風で大量の倒木が発生したのは、海外からの安い原木輸入の影響で国内の林業が衰退し、植林後の管理がきっちりできていなかったことに一因があるということであった。こうして考えると、いっけん自然災害と見える現象も、人災の要素が多分に含まれていることに気づく。 余談だが、地震で路肩が崩落した静岡県牧之原市の東名高速道路上り線は、復旧作業が終わり、安全が確認されたとして16日午前0時に通行が再開されたという。この工事現場の映像を見ていて思ったのは、
お盆休みの道路事情 お盆休み(私の場合は、職員一斉休業期間)には妻の実家のある北九州に帰省した。高速道路1000円化による大混雑を避けて、1000円割引が適用されない12日の夕刻に岡山を出発。この日なら山陽道経由でも空いているであろうと思ったところがかなりの大混雑。おまけに本郷のあたりで事故渋滞にまきこまれて予定より1時間も遅くなってしまった。 帰路はこれに懲りて中国道を利用。関門橋手前で故障車渋滞、北房JCTから岡山道に進入するあたりで若干の自然渋滞があったが、他は車の台数も少なく、すいすいと通行することができた(但し、主要SAはどこも、進入路に車の列ができるほどに混雑していた)。最後は、山陽道の岡山JCT〜岡山ICあたりの大渋滞を避けて、賀陽ICから岡山空港方面への一般道を通って帰宅した。所要時間は、途中休憩、食事を含めて6時間。 なお、岡山から門司までの通行料金は、通常は8050円であるが、
もう1つ余談だが、100kmを超えるご利用の場合も、最大100km相当分に割引を適用という緩和措置が7月8日以降に実施されており、従来のように100km以内ぎりぎりの区間を探して、こまめにICを出入りするというなケチケチ手段を気にしなくても済むようになってきた。例えば、岡山から蒜山ICに向かう場合、岡山ICから入ると100.5kmで通勤割引の適用を受けられないので、わざわざ吉備SAから出入りすることが多かったが(1350円)、現在は、岡山ICから出入りしても通勤割引適用により1400円になるだけで殆ど差がなくなった(従来は100kmを超えてしまうので割引が適用されず、2750円)。 【追記】岡山〜北九州(門司)間は山陽道・広島岩国道路経由で357.1km(標準所要時間4時間31分)、山陽道・広島道・中国道岡山道経由で379.9km(標準所要時間4時間47分)→中国道経由で409.5km(標準所要時間5時間14分)などとなっている。ガソリンは片道で約35〜40リットル。お盆期間中のガソリン単価は、岡山の行きつけのスタンドで118円(会員価格、土日割引)、北九州の格安店で110.4円。 |