じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 昨日に続いてロウバイの写真。今回は妻の実家にあるロウバイの比較写真。写真上は正月に撮影したもの。写真下は2月11日に撮影したもの。すでにしぼんでいる花が多いが、1ヶ月以上咲き続けていたところはスゴイ。


2月12日(金)



【小さな話題】

民放版「冬ソナ」は再放送ではなく、ダイジェスト版としか思えない

 妻の実家滞在中、BS-TBSで放送中の「冬のソナタ(再放送)」の一部を観た。このドラマに関しては、
  • だいぶ昔にVHS・長時間モードで録画したビデオ
  • その後、ネットで購入した韓国語版(英語字幕つき、韓国リージョン)
  • 地上アナログ波で民放(TV東京系?が放送した時に録画・ダビングしたDVD
を持っているが、今回の放送は、地上アナログ波で民放が放送した時と同じバージョンの模様である。鮮明な高画質で観るのは初めてであったが、肝心の放送内容のほうは、カット部分が多すぎて閉口してしまった。

 ウィキペディアの当該項目にも記されているように、このドラマは日本では2003年4月〜9月にNHKBS2で放送され、さらに2004年4月〜8月にNHK総合でも放送された。しかし、これらの放送では、韓国でのオリジナル版の一部がカットされており、ネットでは憤慨する声もあった。未公開シーンも含まれた完全版が日本語字幕版として放送されたのは、2004年12月20〜30日であった(NHKBS2)。

 なお、ウィキペディアの当該項目にもある通り、「韓国オリジナル版では、「白い恋人たち」(フランシス・レイ作曲)、ABBAの「ダンシング・クイーン」を始めとする欧米のポピュラー音楽が多用されているが、日本では著作権法上使用できず、ユン・ソクホ監督自らが韓国の楽曲に差し替えた。2004年12月放映の完全版でも差し替えが行なわれている。」。ちなみに、「白い恋人たち」は私が高校生の時に流行した音楽であって、韓国オリジナル版でこのメロディーが流れるとどうしても違和感をおぼえてしまう。音楽に関しては日本語版のほうが好みである。

 さて、今回の民放版であるが、録画された映像の一部をざっと観た限りでは、第1回でユジンが遅刻して校門のところでお仕置きを受けるシーンを初め、毎回、かなりの重要シーンがカットされている。あのドラマは確か各回70分程度の枠であったはずだが、今回の民放版はそれらを45〜50分程度におさまるようにカットしてしまっている。かつて完全版を楽しんだ人が懐かしむために観るならばよいが、全く初めて観た人にとっては、ストーリーの展開や、それをつなぐ伏線が分からなくなってしまっていて、その分、感動も小さいのではないかと思われる。これで「再放送」を名乗るのは看板に偽りありではないかなあ。

 なお昨年5月8日の日記に書いたように、NHKの「あなたが選ぶBS20歳の名作集」という番組では「冬ソナ」が第一位に選ばれた。それを記念して、
「冬のソナタ」第10話 完全版
5月28日 木曜日 BS2 21:00〜 
※「冬のソナタ」は、名セリフ、名シーンが多く人気の高い第10話を完全版で放送します。
という特別企画もあったようだが、うーむ、私自身は第10話はあまり好きではない。私が好きなのはもっと前の第7話あたり。このときはユジンもミニョンも、しっかりした強い人間として描かれている。第14話はクライマックスの1つではあるが、それ以降、ミニョン(チュンサン)はナヨナヨした自信の無い男に変わっていき、ユジンのほうも、何が何でも昔のチュンサンを取り戻そうとしている部分があったりして、あまり好きではないなあ。