じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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2010年版・岡山大学構内でお花見(65)ヒメジョオンの大群落

文学部中庭のヒメジョオン。6月28日の楽天版掲載のように、大学構内にはハルシャギクの「お花畑」も何か所か出現しているが、規模やお花畑の数としてはヒメジョオンのほうが遙かに大きい。


6月30日(水)



【小さな話題】

サンヒョクさん死去

 各種報道によれば、人気ドラマ「冬のソナタ」でサンヒョク役を演じていたパク・ヨンハ(Park Yong Ha/朴容夏)さんが、30日午前5時半、ソウル論硯洞の自宅で首をくくった遺体の状態で発見された。32歳。

 各種記事によれば、パクさんは末期がんで闘病中の父親を自宅に迎え看病しており、不眠のため睡眠薬を服用していたという。30日午前0時40分ごろ、父親の背中をさすり家族に「ごめん…」と謝って自室へ戻り、午前4時にはバスケットボールチームの後輩に電話をかけ「死にたい」と訴えたというが、これまでのところ、はっきりした動機は分かっていないようだ。

 芸能界には全く関心の無い私であるが、「冬のソナタ」に関しては、だいぶ前にこちらでいろいろな考えを述べたところでもあり(但し、感想サイト自体は未完のまま)、当然、ドラマの中でのサンヒョクについてはよく知っており、このニュースを初めて聞いた時にも、パク・ヨンハさんご自身のことではなく、ドラマの中でのサンヒョクが亡くなってしまったのかという受け止め方をしてしまった。

 これまでも何度か書いたことがあるが、「冬ソナ」がハッピーエンドのドラマというのは大間違いであり、見方を変えれば、サンヒョクという誠実で献身的な男性が、ユジンというわがままで(いま風に言えば)ブレの大きい)女性に翻弄され、最後は失恋が確定してしまうという悲劇であると言えないこともない。と言っても別段、チュンサンはサンヒョクから婚約者を奪い取ってしまう悪者ではないし、ユジンが移り気な悪女というわけでもない。恋愛というのはそういうものであって、第三者がそれをどう見るかもまた個人の自由であるとは思う。

 それはそれとして、現実の世界に戻ってみるに、まだ32歳で将来性のある方が、このような形でお亡くなりになったということはまことに残念。ご冥福をお祈りしたい。