じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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岡山でも断食月終わる
朝、大学構内のATMコーナーに行ったら、すぐ近くのホールにイスラム系の服を着た人たちがたくさん集まっていてビックリ。 ネットで調べたところ、今年のラマダーン(ラマザーン)は8月11日から9月9日までとなっており、どうやら、断食明けのイベントが行われている様子であった。 そう言えば、東トルコ旅行の4日目からラマザーンが始まり、昼食時の飲食店はどこも外国人旅行者のみでガラガラであった。私自身は何も不自由を感じなかったが、店によってはビールが飲めなくて困っている参加者も居た。(←普段からお酒を飲む習慣の無い私は、けっきょく、旅行中1滴のビールも口にせず、アイランばかりをがぶ飲みしていた。) 日本国内では断食月の影響は全く無いと思っていたが、どうやらこの1カ月間、留学生やその家族の中には、、日中の断食をちゃんと守っていた人たちも居られた模様です。数千年に一度と言われる猛暑の中で、日本国内でも8月の平均気温が最も高かった岡山で断食の試練に耐えるのは容易ではなかったものと思う。 |
【思ったこと】 _a0910(金)[心理]フランス式じゃんけん 9月8日放送のみんなでニホンGOでは、英語辞典に掲載されている日本語のことが話題になった。OEDには382の日本語出自の単語が載っており、次の第3版では、「ケータイ」、「競輪」、「カワイイ」などが追加候補に挙がっているという。 そんななか、すでにOEDに載っている「janken」に関連して、フランスのじゃんけんは4つの手(拳)があるという話が取り上げられた。 じゃんけんについては、今から12年ほど前、 1998年11月22日〜24日、各種追記ありジャンケンの由来と数学的背景について考える という考察をしたことがあった。(そこから先の外部リンクは現在では殆ど無効となっています。あしからず。) その中で「フランス式?じゃんけん」についても言及しているがその時はルールがよく分からなかった。今回改めて検索してみると、世界のじゃんけんというサイトの中で、フランス式のルールが詳しく解説されていることが分かった。要するに、石(日本のグー)と井戸(親指と人差し指で輪をつくって軽く握った形)と鋏(チョキ)と葉(パー)の4種類があり、
いっぱんに、3つの手の場合は「3すくみ」関係が成り立ち、最強の手というのは存在しない。これに対して、手が4通りになると、他の手に対して2勝1敗になる「強い手」と1勝2敗になる「弱い手」ができてしまう。しかし、ゼッタイに勝てる手があるわけではないので、ゲームとしては成り立つ。例えば上記で、相手が「井戸」ばかり出している時は「葉」を出せばよい。相手が「葉」ばかり出すようになれば「鋏」を出して逆転できる。 もっとも、参加者が多いと、3種類以上の手が出やすくなり、結果的に「あいこ」が多くて勝負がつかなくなる。「あいこ」を無くす工夫については、上掲のジャンケンの由来と数学的背景について考えるで考察したことがあった。 |