じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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§§  2010年版・岡山大学構内の紅葉(20)イロハカエデ3景

 大学構内の紅葉も終盤となり、ケヤキ、カイノキ、イチョウ、アメリカフウ(モミジバフウ)から、イロハカエデ(イロハモミジ)の紅葉へと主役が移りつつある。写真は上から
  • 時計台前。奥の紅葉はアメリカフウ、いちばん後ろはカイノキ
  • 南北通りの赤、オレンジ、黄緑のカラフルなモミジ
  • 一般教育棟構内のモミジ。月夜に照らされ、近隣の街灯と併せて自然にライトアップされている。


11月25日(木)

【思ったこと】
_a1125(木)無節操な更新要求が多すぎる

 木曜日は、私が委員長を仰せつかっている某委員会所有のノートパソコンのメンテと、新たに配備予定の大学院生用パソコンの設定作業を行った。いずれも、机の傍らで、殆ど自動的に進めることができたので大した手間ではなかったが、驚いたのは、ネットに繋いだ後に要求されるアップデートの更新ファイル数の多さと所要時間の長さであった。

 委員会所有のノートパソコンのほうは滅多にネットに繋がないこともあり、更新ファイル数は70以上。いっぽう、新たに配備予定の院生用パソコンのほうは、XPのダウングレード版であったが、初期状態がSP2となっていたのでSP3にアップグレードする必要があった。私のほうの要領が悪かったせいもあるが、更新が必要なファイルを自動的に確認するというやり方をとったところ、まずはSP2の更新ファイルを全部インストールし、その途中で、MS-IEをversion8に、その後でやっとSP3へのアップグレードが行われ、全体で3時間以上がかかってしまった。

 これとは別に、Adobe Reader、AcrobatおよびFlash Playerのアップデートもあり、中にはインストール後に再起動を要求する場合もある。今回の作業とは直接関係無いが、パソコンの電源を入れていざ使い始めようとすると、いきなりアップデートが始まり、その後に再起動を要求されるというのはまことに効率が悪い。かといって、つけっぱなしにしておくと、ハードディスクが早く傷んだり、ボードに取り付けられている極小のファンが動かなくなって高熱になるなどのトラブルが過去にあり、やはり基本はその都度電源を入れる、もしくはスタンバイ状態にしておくというほうが長持ちさせられると思う。

 他の製品、例えば自動車でも時たまリコールなどがあるけれども、基本OSなどのアップデートはあまりにも回数が多すぎる。欠陥自動車を販売し、故障が起こってからそのつど修理しているという気がしないでもない。

 このほかとにかく気味が悪いし、やたらと重く感じるのが諸々の常駐ソフトである。よほど注意してインストールしないと、勝手に常駐したり、スパイウェアもどきを送り込まれる恐れがある。規則上、学内LANに接続するためには、最新バージョンのウイルス対策ソフトを常駐させなければならないことになっているのだが、文字通り荷が重すぎる。アイゼン・ピッケルと2週間分の食料を担いで高尾山に日帰り登山するようなものだ。

 以上とは別のパソコンであるが、、今回、1台に2020年まで更新料ゼロというS社のウイルス対策ソフトをインストールしてみた。従来のV社よりも軽い感じがする。このS社は信頼できる会社で良心的だとは思っているのだが、以前、外付けDVDドライブに無料で添付されていたライティングソフトをユーザー登録したところ、その会社がS社に統合され、S社のほうから何の断りもなしに次々と「全登録ユーザー様へ」という宣伝メイルが頻繁に送りつけられるようになってウンザリしたことがあった。ま、そのアドレスをSPAM設定してしまえば読まなくても済むが、長期旅行後などに迷惑メイル総数が1000通とか2000通にもなってメイルボックスがパンク寸前になるとしたら困ったことだ。今回、念には念を入れて商品宣伝メイルは受信しないように設定にしておいたが、どうなるだろうか。