じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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グリーンパークのいまむかし(1)最後のウォンバット

 昨日に続いて響灘・グリーンパーク敷地内の「ひびき動物ワールド」の写真。ここにはカンガルー類のほか、有袋類のウォンバットが飼育されているが、今回訪れた時は、なんと1頭だけに減っていた。説明板によると、もともとここでは最大5頭が飼育されていたが、少しずつ減少し、特に今年に入ったからは2頭が相次いで死亡し、とうとうオスのゴロ1頭だけになってしまったという。ちなみに国内で飼育されているのは13頭で、繁殖はきわめて難しいとのことだ。もしかすると、これが最後の面会かもしれない。

 なお、私が日本国内で見たウォンバットは寝ている姿ばかり。かつてタスマニアで見た本場のウォンバットはもう少しピンピン動いていた(写真右下)。

5月5日(木)

【思ったこと】
_b0504(火)アフリカ縦断114日の旅

 5月5日、妻の実家で、

ハイビジョン特集 アフリカ縦断114日の旅

の一部を視た。この番組は2008年の再放送。なおパーマリンクは
  • 第1回「灼(しゃく)熱の砂漠を越えて〜エジプト・スーダン〜」:2008年1月9日放送
  • 第2回「緑あふれる大地を行く〜エチオピア・ケニア〜」:2008年1月9日放送
  • 第3回「野生の楽園とキリマンジャロ」:2008年1月10日放送
  • 第4回 「大自然に飛びこむ〜タンザニアから南アフリカへ〜」:2008年1月11日放送


 部分的には視た記憶があるが、今回は妻の実家の42インチ大画面で通して視たのでその分迫力があった。

 今回ほぼ通して視たことでいくつか謎が解けた。
  • エジプトからスーダンにはフェリーを利用。その際バス(トラック改造バス)はどういう径路で国境越えしたのかと疑問に思っていたが、結局、エジプト国内と、スーダン以南は別のバスを使用していたことが確認できた。
  • 映像には一切写っていないが、この番組を記録するために少なくとも1台、撮影スタッフ用の車が伴走していたはず。エチオピアの幻の滝を見物する際に黄色いジャケットを着けた外国人人が2名同行していたが、彼らが現地撮影スタッフなのだろうか。但しほかに、ヨーコさんがバオバブのスケッチをする時と喜望峰到着インタビュー時に、日本人スタッフと思われる男性の声が流れていた。
  • 実際に収録されたのは、2007年6月から9月。喜望峰到着は9月26日であった。
  • ツアーの基本料金は50万円程度ということであったが、各種オプショナルツアーは別料金。ナミビアでの砂漠遊覧&スカイダイビングなどは相当の料金がかかっているのではないかと思う。
  • 114日間の前半のエジプト〜スーダンの砂漠横断は過酷なばかりで、わざわざ行きたいとは思わない。ケニア以南はキャンプ泊主体であるものの、一般のバスツアーとそれほど変わらないように見えた。


 ちなみに、私自身は の旅行経験があり、アフリカ大陸内での実滞在日数は1カ月前後となっている。番組の114日間には遠く及ばないが、一般人が訪れることのできる見所はほぼ回ったことでもあり、ま、私の人生としてはほぼこれでよかろうという気持ちになっている(ナミビアや、キリマンジャロ・マチャメルートなどは旅行代金がもっと安くなれば参加するかもしれないが)。

 あと、私自身は定年後にいくらヒマができたとしても114日連続で旅行に出かけるということはありえない。あくまで、安定した日常生活があって、その節目節目の達成記念にどこかへ出かけるというのが基本であり、これは定年後もそんなに変わらないと思う。

 ところで、今回のGWのBSプレミアムは、昼間の大部分の時間が
  • 5月3日:戸井十月ユーラシア横断3万キロの旅(4編一挙再放送)
  • 5月4日:南米大陸一周165日の旅
  • 5月5日:アフリカ縦断114日の旅
というようにいずれも過去放送の再放送で占められた。このほか5月6日も「世界一番紀行」などの再放送が目白押しとなっている。NHKの衛星放送については、「再放送が多い」、「放送時間の穴埋めに苦労している」などという批判の声もある。番組の質の高さは評価できるとしても再放送ばかりで受信料をとるのはどうかなあと思う。

 今回の番組に関しては、番組が収録されてからすでに4年近くが経過していることでもあり、ヨーコ、マユ、タイチの日本人3人を含めて、あの時の旅行者たちがその後どういう暮らしをしているのか、旅行体験はどのようにう活かされているのか、個人情報を侵害しない程度で取材してもらえればよかったのにと思う(←マユさん[]は初志貫徹でJICAで活躍されているのではないかと思うが、他のお二人はひょっとして某・辺境旅行専門会社で企画やツアーリーダー業務に就いておられるのではあるまいなあ)。
追記]ネットで検索したところ、こちらにご本人の書き込みがあった。「斉藤麻友」さんで検索すると、その後のご活躍ぶりもある程度追跡できる。但し、同姓同名の方もおられる。