じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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昨日の日記に述べたように、岡山県岡山では、7月18日〜20日に台風6号の影響による合計35.5ミリの降水量を観測して以降、7月30日朝までの10日以上にわたって降水量ゼロの日が続いていたが、8月30日の15時頃に、積乱雲による雨が観測された。もっとも、雨雲はまばらであり、岡山駅付近では比較的雨が多く、岡山気象台(岡山地方合同庁舎)の降水量は3.5ミリと記録されたが、岡大キャンパス付近は、乾いた土の上層を湿らせた程度であり、1ミリ程度の雨しか降らなかったように見えた。じっさい、同じ時間帯、岡山空港のある日応寺は0.5ミリ赤磐は降水量ゼロであった。 写真は、朝日を浴びる蝉の抜け殻(8月29日早朝に撮影)。 |
【小さな話題】 集中豪雨、地震、台風 各種報道によれば、新潟県と福島県では湿った空気と上空の寒気の影響で大気の状態が非常に不安定になり、断続的に1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降った。今月27日の降り始めからの雨量は多いところで1000リを超え、平成16年7月の「新潟・福島豪雨」を上回る、記録的な豪雨になった。福島県と新潟県を結ぶJR只見線は、大雨の影響で29日、会津坂本と会津柳津の間で線路脇の地盤が削られているのが見つかったほか、金山町の只見川にかかる鉄橋が流された。 この大雨の被害の中、31日の午前3時53分ごろには、福島県沖で地震があり、福島県楢葉町と川内村で震度5強の揺れを観測したほか、福島県郡山市やいわき市、茨城県日立市、それに栃木県大田原市などで震度5弱の揺れを観測した。今回の地震について、記者会見した気象庁の永井章地震津波監視課長は「太平洋プレートと呼ばれる海底の岩盤の内部で起きた「逆断層」と呼ばれるタイプの地震と推定される」と説明した。 さて、南の海では、07月28日の午前06時(日本時間15時)に発生した台風9号(台風201109号、アジア名ムイファー (MUIFA) )が急速に発達している。7月30日には中心気圧が980ヘクトパスカルから930ヘクトパスカルまで低下し、「非常に強い」台風となった。31日の午前06時現在(日本時間)では、中心位置は北緯16度40分(16.7度) 、東経 132度20分(132.3度) とまだまだ遙か彼方にあるが、8月3日には沖縄本島にかなり接近する見込み。太平洋高気圧の勢力がイマイチなので、日本に接近し、またまた大雨を降らせる恐れがあり警戒が必要だ。 こうしてみると、日本は自然災害の多い国であることを改めて痛感する。上記の豪雨と地震はいずれも東日本に関するものであるが、西日本でも油断はできない。 愛知・至学館高校の校歌 ネットニュースによれば、第93回全国高校野球選手権大会の地方大会で、初の甲子園出場を決めた愛知県・至学館高校校歌が「まるでJ-POPのようだ」とインターネットを中心に話題になっているという。さっそくネットで検索したところ、こちらほかに動画が公開されていたが、確かに、一般的な校歌のイメージとはかなり変わっている。ウィキペディアの当該項目によれば、もともとは1905年に中京裁縫女学校として創立され、1947年には中京女子中学校(新制)、さらに男女共学化により、中京女子大学附属高等学校、そして現在の至学館高等学校に改称されたという。なお、31日朝の時点では、ご本家のWebサイトにはアクセスできなかった。 別サイトで検索したところ、校歌は以下のような歌詞であることが分かった。【一部】 天文マニアとして若干疑問に思ったのは「カシオペアが近くに見えた」の意味である。カシオペアは北の空に見える星座であるが、名古屋からは海と反対の方向にあるはず。ということは、北の空を向いていたら、海を渡る風が背中から吹いてきている光景ということになるだろうか。ま、一番光る星は太陽だろうなどと無粋なことは言わないけれど...。 ウィキペディアにも記されているように、これまで校歌というと一定の類型が存在し、歌詞には
とにかく、この至学館高校が勝てば、甲子園で校歌が流れることになる。その時にはぜひとも録画しておきたいと思う。 [※8/1追記] こちらにより詳しい解説あり。このほか、未確認ながら、歌詞の2番も判明した。こっちのほうが私好みかも。 いろんなことを経験したね あんまり先を急がないでねまた、この校歌を歌っておられるのが清本りつ子(きよもと りつこ)さんであることも判明した。 |