じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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　一時移転（事務の公式用語は「一次移転」）の際に搬出された廃棄物品の山。

9月5日（月）
【思ったこと】
_b0905（月）岡山に戻って驚いたこと

　今回の旅行中はすべてホテル泊であり、１箇所を除いてテレビを視ることができたのだが、日本のニュースは殆ど入らなかった。

　台風12号に関しては、四国・近畿に接近中という短いニュースが入っただけであった。デジタル台風の9月6日付け記事に記されているように、今回の台風は長時間にわたって継続する大雨が大きな被害をもたらしたようである。ちなみに、岡山県南部でも避難指示や避難勧告が出されたという。気象庁統計によれば、9月3日の岡山県岡山の1日の降水量は187ミリに達していた。また、その日の平均気圧は現地986.9、海面989.0ヘクトパスカルとなっており、長時間にわたって990ヘクトパスカル以下の低い状態が続いていたことが読み取れる。但し、不幸中の幸いというか、最大瞬間風速は前日9月2日に記録した23.3メートルどまりであって、25メートル以上の暴風には至らなかったようである。

　野田内閣誕生のことは、外国でもニュースの１つとして伝えられていたので知っていたが、どういう経緯で野田氏が選ばれたのかは全く分からなかった。こちらの結果を見ると、どうやら、決選投票が行われ、２位３位連合の結束により勝利したように読み取れた。余談だが、私はこれまでずっと、野田氏のフルネームは「野田卯一」、奥さんは野田聖子氏であると思い込んでいたが全くの勘違いであると判明した。確か、夫婦がいずれも国会議員であり、かつ別の政党に所属しているという政治家がおられたように記憶しているが、誰だったか思い出せない。あるいは、兄弟で別の政党に所属している鳩山兄弟あたりと混同していたのだろうか。

　さて、旅行から戻った時点で、一時移転先の自然科学研究科棟には、業者さんの手で荷物が運び込まれており、9月6日から来年の5月まで、移転先で仕事かできる予定になっていた。ところが、岡山に戻ってビックリ。なっなんと、徹夜状態で空にした部屋は、そのまんま、未だ、移転作業は全く行われていなかったのであった。理由は、移転先の施設が、前使用者の都合で明け渡しを完了していないということのようで、実際の移転は9月22日に延期されたためということらしい。これは全くの想定外であり、やむなく、空にした旧・研究室内に、パソコン一式と電話を再設置して、最低限の仕事ができる環境を整備した。といっても、書籍や書類はすべて段ボール箱の中、満足に仕事ができる状況ではない。ま、9月15日以降は3つの学会・研究会参加のため上京することになっているので、実質的には9日間だけ我慢すれば済むことなのだが、うーむ、こんなことになるとは思ってもみなかった。