じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



09月のインデックスへ戻る
最新版へ戻る
§§
 日大・文理学部の最寄り駅、下高井戸は、世田谷線の終点でもあり、世田谷区若林生まれの私にとっては50年前を懐かしめる場所となっている。写真上は世田谷線の下高井戸駅。私にとって、「終点」と言えばこの駅であった。写真下は、小学生の頃、理科教室に通った松沢小学校。詳しいことは忘れたが、世田谷区内の先生方が、区内の各小学校から数名ずつの小学生を集めて実施していたもので、このときの私の自主研究のテーマは「カビの研究」であり、これが、私の条件比較による実験研究の第一号となった。

9月18日(日)

【思ったこと】
_b0918(日)日本行動分析学会第29回年次大会(2)第一日目の概要

 早稲田大学戸山キャンパスで2日間にわたり日本行動分析学会第29回年次大会が始まった。今回は渋谷から西早稲田まで、副都心線を初めて利用してみた。各地で台風の影響による長雨が続いているようだが、東京は毎日好天にめぐまれている。但し、気温のほうは真夏並みの暑さ。ちなみに18日の東京の最低気温は26.2℃、最高気温は31.7℃であった。会場の戸山キャンパスは何となく見覚えがあったが、要するに、かつての文学部であり、今でも早大生のあいだでは「文キャン」という略称が使われることがあるという話であった。
 さて、第一日目(9月18日)はポスター発表に続いて、

11:00-13:00 【大会企画シンポジウム】行動分析学のさらなる発展のために:さまざまな介入場面から考えられること

13:00〜ヒューマノイド研究所見学ツアー

さらに、15:30〜17:30まで

【招待講演】Richard W. Malott (Western Michigan University) Dream Chasers

が行われた。

 このうち、マロット先生の講演は予想通り、パワーポイントのBGつきスライドショーであったが、司会の中野先生によれば、その日本語キャプションづくりには相当の準備と関係者のご苦労があったそうだ。内容は行動分析学の発展に尽くした人々の列伝的紹介であり、理論的諸問題についての言及は殆ど無かった。

 13:00からの「ヒューマノイド研究所見学ツアー」というのは、先着順で徒歩で見学するという企画であり、たいへん貴重な体験になった。

 いちばん最初の「行動分析学のさらなる発展のために:さまざまな介入場面から考えられること」は種々の議論があり、後日、できる限り詳しく考えを述べたいと思っている。

次回に続く。