じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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ポプラの間から昇る太陽。 5月18日の岡山は、早朝から快晴であった。写真は、岡北中学との境界にあるポプラの間からの日の出。5/21の金環食(岡山では大規模部分日食)当日も晴れてくれるといいのだが、今のところかなり微妙(↓の記事参照)。 |
【思ったこと】 _c0517(木)5/21金環日食とその後の皆既日食への対応 5月21日(月)の金環日食まであと数日となった。アストロアーツの特設サイトなどで解説されているように、この金環日食は、関東、東海、近畿南部、四国南部などで観察可能。岡山県岡山は金環食帯からすこしだけ外れ、93%の大規模部分日食となる。もっとも、太陽が隠れる比率は、金環日食となる地域の比率(東京97%、大阪95%、京都94%)などとそれほど差はない。金環状の形にこだわらないのであれば、岡山でも十分に楽しめると思う。 さて、問題は当日朝の天気であるが、ウェザーニュースの特設サイトによれば、まことに皮肉なことに金環食帯の地域は殆どが「見える時間あり」という微妙な予報となっており、「バッチリ見える」のは太陽が隠れる比率の小さい日本海側や東北に限られている。気象条件は今後好転する可能性もあるが、現時点では、日食マニアは、雲に覆われるリスクを承知の上で「金環」にこだわるか、それとも、天候のリスクをできるだけ小さくしてとにかく部分日食を見ることにこだわるか、判断を迫られるところであろう。 このほか、7時25分羽田空港発の岡山行き(ANA)に搭乗すれば、東京地方が金環日食となる7時32分〜37分頃にはぎりぎりで雲の上に出ているため、天候に関わらず金環食が見られる可能性もある。もっとも、羽田発の出発便は5分〜10分程度遅れることがしばしばであり、ヘタをすると、滑走路で離陸待機中となり、太陽の見えない窓側に座ったままでガッカリする恐れもある。 ちなみに私自身は、当日午前中に授業があることなどから、岡山の自宅で見物するだけになる。 今回は金環日食ということであまり関心は持てないのだが、皆既日食となれば話は別である。今後も、時間と資金と健康状態が許す限りは、いくつかの皆既日食ツアーに出かけて見たいという気持ちはある。こちらのサイトによれば、私の定年退職2018年3月31日までに起こる皆既日食の中で、休みをとって見物に行かれそうなものは、2017年8月21日のアメリカ本土での日食に限られそうである(最大食分1.03058)。2017年8月というのは定年退職前の最後の年度でもあり、委員長などの役回りからはすでに退いているはずなので、健康状態に問題が無ければぜひ出かけてみたいと思う。もっとも、アメリカ本土で日食見物をするなら、2024年4月8日のほうが、皆既食の時間帯が長いようにも見える(最大食分1.05655)。このほか2027年8月2日にエジプトの砂漠で見物するというのも悪くなさそうだ(最大食分1.07903)。もっとも、この時の私の年齢は(生きていれば)75歳となっていてちょっと自信がない。あとは関東地方で2035年9月2日の皆既日食を見るために長生きすることである(=82歳)。但し9月2日というのは、台風や秋雨前線の影響もありうるので、これだけを長生きの目標にしてしまうと、曇っていた時にさぞかしガッカリするであろう。 |