じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 2012年版・岡山大学構内の紅葉(6)11月1日現在の紅葉情報。
  • 左上:農学部前のカイノキ。
  • 右上:岡大・南北通りのイチョウ並木。
  • 左下:農学部・薬学部構内の南北方向にあるイチョウ並木。
  • 右下:農学部南側にある東西方向のイチョウ並木。
 なお、時計台前のアメリカフウ(モミジバフウ)の紅葉の直近の写真が楽天版(11月1日付け)にあり。


11月2日(金)

【思ったこと】
_c1102(金)定年退職まで「あと5年5ヶ月」/一番笑ってしまった番組

 今年から、毎月末に点検・総括を行うことに決めていたが、学会参加報告の連載の関係で、10月の総括が2日遅れとなってしまった。

 後期の授業が始まったこともあり、10月は、ほぼ毎日授業や会議、土日も学会参加や高齢者施設での調査・参与観察などがあり、あれよあれよという間に過ぎてしまった。この分でいくと、年内残すところ2ヶ月もあっという間であろう。

 10月は私の誕生月であり、とうとう還暦を迎えた。還暦自体については特段の感慨は全く無いが、60歳に達したということで年金関係の面倒な手続があった。私の場合、定年退職は65歳であるが、60歳の時点でいったん老齢基礎年金の手続をする必要があった。具体的には、5年後から年金を受け取るための預貯金口座の届け出、本人と妻との関係を示す書類(夫婦の関係を記してある住民票など)、雇用保険者証の写し、就職前に加入していた国民年金等の有無などなど。

 ところで私の場合、学生・院生時代は国民年金には加入していなかった(当時は任意)。今年の10月から特例措置で未納の10年間分まで追納できるという情報があったので、これを機会に追納しようかと思ったが、ネットで調べてみると、
過去10年以内の未納分の保険料を払えるようになります  満額の老齢基礎年金を受け取るためには、20歳から60歳までの40年間、国民年金保険料を納める必要があります。
 しかし、40年間のうちに未納、または、未加入の期間があると、年金額が少なくなったり、年金そのものが受給できなくなってしまうことがあります。
 未納保険料については現在、さかのぼって払うことができるのは過去2年分ですが、法改正により、平成24年10月1日から、過去10年分まで払うことができるようになります(後納制度)。後納制度を利用できる期間は平成24年10月から27年9月で、平成14年10月以降の未納保険料を払うことができます。
となっていて、学生時代は遥か40年前〜30年前の頃なので、今回の特例には当てはまらないことが分かった。ま、基礎年金分の受取額は満額でもたかだか6万6千円/月なので、それほど大きな損失にはならないけれど。

 年金に関しては、もう1つ、大きく誤解していた点があった。私の場合、60歳を過ぎても65歳まで共済年金を天引きされるので、基礎年金分の未納分のうち5年分はこれで補えるのではないかと思っていた。しかし、基礎年金の受取額は、20歳から60歳までの40年間のうちで何年納付をしていたのかで決まるということを初めて知った。60歳以降の納付分は共済年金のほうには加算されるが、基礎年金関係はカラ期間の扱いになるとのことである。

 誕生月ということに関しては、このほか、運転免許更新があった。次回は5年後の65歳であるが、そのあと無事故無違反を続けても70歳時点からは
運転免許証の更新期間満了の日の年齢が70歳以上の方が運転免許の更新を希望 する場合は、「高齢者講習・シニア運転者講習・チャレンジ講習+特定任意運転者講習」 のいずれかの講習を受講しなければ運転免許の更新が出来ません。
もっとも、その時点で、果たして車の運転ができるだけの健康状態を保てるかどうかは自信がない。このこともあり、車の買い換えはおそらくあと1回になりそうだが、現在のようなミニバン(ノア)を乗り続けるか、それとも、高齢者仕様の小型車に切り替えるか、そろそろ考えなければならない時期にきている。

 最後に、10月に視た番組で一番笑ってしまった番組は、10月28日放送のNHK杯テレビ将棋トーナメントであった。

【矢内】「羽生NHK杯にはどのような印象をお持ちですか?」
【橋本】「羽生さんっ? 強いよね。序盤、中盤、終盤、隙がないと思うよ。だけどオイラ負けないよ。」
【矢内】「本局への意気込みをお願いします」
【橋本】「駒たっ・・・駒たちが躍動するオイラの将棋を皆さんに見せたいね。」


【矢内】「ということで、どっかで・・・」
【阿久津】「そうですね。今期、どこかで誰かがこのようなインタビュー、受け答えしてたのは私も知っているんですけど。
【矢内】「そうですね。これ、なんとコメントしたらいいのか、よく分からないんですが。」
 もっとも、このパロディの元となった佐藤紳哉のインタビューの時は、相手が若手の豊島将之七段であったということで、まあまあ許せるかなあという気もしたが、今回の対戦相手は、大先輩でもあり、何と言っても将棋界の第一人者の羽生・三冠であった。また、当人が順位戦A級、竜王戦1組というトップレベルの棋士であることなどを考えると、果たしてああいう場でパロディなどやっていてよいものか、敬意とか品格というものも必要ではないか、という気がしないでもなかった。日頃滅多に笑わない私を笑わせたという点は評価できるが。