じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 大学構内から眺める満月。写真上は時計台近く(1月26日18時02分)、写真下は旧・事務局棟(1月27日午前05時51分)。デジカメで普通に撮ったので、月が明るすぎて輪郭がぼやけてしまっている。なお、正確な満月の時刻は1月27日13時38分となっている。



2013年01月26日(土)



【小さな話題】

「ムチン」目薬の効果

 1〜2月は院入試、卒論・修論・博論読み、各種採点で一年中で最も多忙な時期となる。そのせいもあって、このところ、論文等を30分も読んでいると目がショボショボになって近くも遠くも見えにくくなる現象が起こってきた。ドライアイに該当する特徴がいくつかあり、行きつけの眼科でムチン入りの目薬を処方してもらった。これまでのところ劇的な効果は認められていないが、以前は疲れていると近くも遠くも見えにくくなっていたが、目薬をさしてしばらくすると遠くの物がはっきりと見えるようになったような気がする。

 このほか、↑の写真を撮るときに気づいたことだが、満月が上下方向に二重に見え症状のあることが分かった。二重といっても、はっきりと見える満月の上部(時たま下部)にうっすらともう1つの満月が見える現象であり、左右それぞれ単眼で見た時に起こる。先日眼科に行った時には白内障の検査もしてもらったのでその疑いはないと思うが、昨年の両眼複視のこともあり、要経過観察である。




業務用掛け布団カバーが丸ぐりである理由

 夕食時に、1月24日放送(の、

和風総本家はじめてのニッポン・箱根編

を録画再生で視ていたところ、掛け布団カバーの上側(天井側)に大きな穴が開いているのはなぜかという話題を取り上げていた。理由として挙げられたのは、
  1. 布団の柄が見える。
  2. 着脱が早い。
  3. 生地の節約(材料費を抑える)。
という3点であった。

 そう言えば、外国のホテルでは、ああいう、丸い穴をあけた布団カバーは見かけたことがない。というか、日本の洋室ホテルを含めて、毛布を使うのが一般的であり、そもそも綿布団や羽根布団は使われていない。例外的に少し昔の中国のホテルや寝台列車では綿布団が使われていたような記憶があるが定かでは無い。

 このうち、上記の理由3.は、確かに材料費は安く抑えられるだろうが、穴を開けるために切り取った布地を何に利用するのか、また、切り取る工程を入れることによる人件費や機具のコストはどうなるのか、若干疑問が残る。1枚の布の四辺をのりしろのように織り込んで縫い合わせるのであれば余分な布地は出ないが、わざわざ丸い穴を作るために切り取るのであればかなりムダであるように見える。

 それから、布団カバーの中には、丸い穴の部分にレース生地(←専門的に何と呼ぶのか分からない)が張り合わされていて、布団の柄が見えるようになっているものがある。この場合は、着脱の利便性はない。

 けっきょく、旅館などの業務用布団カバーが「丸ぐり」になっている一番の理由は、布団の柄を見せたり生地を節約するためではなくて、着脱の利便性が唯一の理由になっているのではないかと思われる。