じぶん更新日記

1997年5月6日開設
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 文学部中庭のブロック貼り工事が3月23日(土)に完了した。砂をまいてローラーで固めたあと、人の手でコンクリート製のブロックを一個一個埋め込み、隙間は真砂土で埋めていく工法であった。これなら水はけがよさそう。



2013年03月24日(日)



【小さな話題】

交通系ICカード10種の相互利用

 各種報道によれば、3月23日より、JR各社や各地の私鉄が展開している交通系ICカード10種が全国で相互利用できるようになったそうである。私自身は、そもそも、ふだんは自転車通勤、私的旅行は自家用車利用が殆どであるため、この種のICカードは全く利用した経験が無かった。地元岡山では「ICOCA」の宣伝ポスターをたまに見かけるが、3月23日の報道があるまで、あれは「アイコッカ」と発音するのだと思っていた。といって、「アイコッカ」が何を意味するのかも深く考えたことが無かった(←おそらく、アイアコッカからの連想だろう)。確かに「イコカ」と発音すれば「ほなら、行こか〜」という関西弁にもマッチする。ちなみに、ICOCAはICオペレーティングカード (IC Operating CArd)に由来するという。またATOKで「いこか」を変換すればちゃんと「ICOCA」になる。

 もっとも、これから先も、私がこの種のICカードを使うことは当面無さそうだ。東京や大阪で電車に乗る時は、やはり、径路と運賃を確認し、券売機で切符を買ってから乗るほうが安心する。割引があるというなら別だが。しかも、岡山から姫路に行ったり、四国方面(高松・坂出下車を除く)というようにエリアを越えて利用することはできない模様。最近の自動改札機には切符が挿入できないICカード専用通過口が増えてきて不便を感じることはあるが。




話題豊富な将棋界

 各種報道によれば3月23日、プロ5人と5つの将棋ソフトが団体戦形式で対決する「第2回電王戦」(ドワンゴ主催)の第1局が行われ、阿部光瑠(こうる)四段(18)が、プログラム「習甦(しゅうそ)」の攻めをがっちりと受け止めて優勢を築き、勝利したという。現役プロ棋士側の無敗記録が依然として続いている。

 将棋と言えば、先週日曜日に行われたNHK杯将棋トーナメント決勝は、渡辺明・竜王が羽生善治NHK杯選手権者を破って初優勝となった。当日の放送時間帯はあいにく依頼講義中でテレビを見ることができなかったが、後日録画再生で視聴。こちらのブログが大いに参考になった。まだまだ世代交代というわけではなかろうが、年長の羽生さんが負けたのはちょっとショック。

 NHK杯では、一昨年度まで、糸谷哲郎・六段が大活躍しており、2009年度には放送時間を大幅に余らせて渡辺竜王に勝利、2010年度には丸山九段を39手で破るなど数々の伝説を作り上げたが、残念ながら今年度は予選で敗退された。しかし、それ以外の各種棋戦では相変わらず怪物ぶりを発揮しており、記録のページ:2012年度対局数・勝数・勝率・連勝ベスト20によれば、3月22日現在で、37勝11敗で、勝率.771は、永瀬拓矢・五段の.782に次いで棋界第二位となっている。残り一週間の戦いぶりいかんでは勝率トップとなる可能性もありそう。

 ちなみに、糸谷哲郎・六段と同じC級1組には、桐山清澄九段、加藤一二三九段、森けい二九段、内藤國雄九段といった、かつてのA級棋士の面々が在籍しておられるが、順に、それぞれ1勝9敗(降級点1)、0勝10敗(降級点1)、2勝8敗(降級)1勝9敗(降級)というように、いずれも大不振であった。実力第一のプロの世界は本当に厳しい。

 もう1つ、NHK杯将棋トーナメントでは来期の司会・聞き手がどなたになるのかが興味深い。ネットではすでに「矢内理絵子女流四段、NHK杯の司会を続投」というような未確認情報も流れているようだ。私も個人的には、物静かで知性的な矢内さんの司会が続くことを希望している。