じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
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入学式・新年度ガイダンスの日、ソメイヨシノはかなり散ってしまったものの、文学部中庭ではテーブルを囲んでくつろぐ人たちのほか、ブルーシートなどが敷かれていた。なお、この季節、半田山の尾根筋には、写真のようなピンク色のスポットが出現する(写真上の黄色い矢印の箇所。写真下は望遠撮影)。 このスポットでは桜がいっぱい咲いているはずなのだが、実際にその場所に行ってみても、頭上一面に桜が咲いている光景を眺めることはできない。桜の樹が大木になりすぎていて、その下の低木に遮られて花見ができないためである。この場所を探索した時の記録が2009年4月11日の楽天版にあり。「遠くから見るといっぱい咲いているのに、近づくと消えてしまう」という意味で、岡大七不思議の1つ、「近づくと消える花園」に勝手に選定させていただいている。 |
【思ったこと】 130409(月)すイエんサー、ますます面白い NHKのすイエんサーを時たま録画・再生で視ているが、そろそろネタ切れと思いきや、逆にますます面白くなってきたようにも思う。以前は番組表を見た上で、面白そうなテーマの時だけ録画予約していたが、最近は、毎週録画設定に変えている。 今週4月9日の放送は、さかなクンとお魚図鑑を作るという内容、そのあと、4月16日には、 「じゃんけん必勝法!大人数編!!」 という話題が取り上げられるらしい。じゃんけん必勝法と言えば、昨年5月に一対一のじゃんけんで勝率を上げる方法が紹介されていたが(2012年5月25日の日記参照)、あの時の方法は、大人数の場合では利用できなかった。大人数で勝ち残るためには、おそらく、
昨晩の夕食時に、ハードディスクに録画したままになっていた、2月26日と3月5日放送の、 すイエんサーガールズVS北大生 を視たが、これまた面白い内容だった。 今回の対決は、 厚紙で作った構造物の上からピンポン球を転がして、地面に着くまでの時間を競う“ピンポンフォール対決”というものであり、すイエんサーガールズの作った構造物のほうがよくできていたものの、転がした直後にピンポン球を落としてしまったり、ゴールに着く前に止まってしまうなどのアクシデントが発生して、結局、記録無し、北大生の勝利という結果に終わってしまった。 ちなみに、どちらのチームも、厚紙の台紙を斜めに立てて、残りの厚紙で階段のような通路を作って、その間に球を転がすという作戦をとった。直感的には、北大チームが作ったような、いったん階段を転がった球が、そのスピードで次の階段の斜面をいったん上るような構造のほうが、より長い時間をかせげるのではないかと思ったが、実際には、すイエんサーガールズのような、単に、斜面の道のりの長いほうが、設計上は転がる時間が長くなるようであった。斜面を上ればその分スピードは落ちるが、位置エネルギーを獲得することで次の斜面でのスピードを増すだけになるのかもしれないが、物理学のことはよく分からない。 他に考えられそうな工夫としては、ピンポン球の転がる斜面をでこぼこにしておき、摩擦の力でスピードを抑えればよいという気もした。もっとも、実際の番組でも何度かあったように、この競技での一番の不安要素は、球が途中で引っかかったり、滞留してゴールまで転がらないことにある。摩擦の利用は慎重にならざるを得ない。 このほか、プールにあるような、ウォータースライダーのような螺旋状の滑り台を作ることも一案かと思うが、厚紙1枚という制限があるため、あまり長いものは作れない。 この対決シリーズは、過去に東大、京大でも行われた。いずれも、「最良の証明はできないが、必ず優劣の差ができるので、勝敗が決定できる」という性質の課題であった。京大の時は、「ベストタイムで争う競技では、不安定で分散の大きい選手(あるいは作品)のほうが勝利しやすい」という、大きな教訓が得られた。今回の北大の教訓は、「いくら立派なモノであっても、それを使う行動が未熟であれば、真価を発揮させることができない」ということになるだろうか。 |