【思ったこと】 130831(土)8月のテレビ番組から:モンゴル/道の駅とサービスエリア
8月に視た番組の感想。今回は、TV東京系ビジネス番組から。
- 8月26日放送:「未来世紀ジパング」:大草原の国モンゴル…知られざる親日国
番組記録サイトによると、モンゴルの経済成長率は12.3%で世界第3位と空前の好景気。ウランバートルではモダンなデザインの高層ビルの建設ラッシュが続いているという。
モンゴルは2007年に訪れたことがあるが、こちらの写真にもあるように、ホテル周辺でも高層ビルの建設の真っ最中であった。あれから6年経っているので、さらにビルが増えていることだろう。
日本人にとってモンゴルというとまずは大相撲が思い浮かぶが、番組によれば、日蒙の沸騰番付ではこれは「序の口」にすぎず、
- 横綱:地下資源(銅、金、石炭など)
- 大関:銀行。日本人オーナーの銀行によるユニークな融資。
- 関脇:建設。日本の援助によるインフラ整備。
- 小結:米。モンゴルでは、富士山と桜の写真をあしらった袋で「Sakura」という米が売られていたが実は中国産。いま、日本産の米を売り込もうという動きがあるとか。
- 序の口:大相撲
というように、日本ではあまり知られていない関係があるということであった。
豊富な地下資源を活かして発展していくことは結構だと思うが、それに伴って広大な大草原が失われていくのはまことに残念。また、マンホールチルドレン(2009年5月24日と、2009年5月25日の日記参照)に象徴されるように貧富の格差の問題がある。上掲の横綱〜小結に挙げられた項目はいずれも、富裕層のみを潤すものにすぎない。豊富な地下資源というと、先日訪れたばかりのトルクメニスタンがすぐに頭に浮かぶ。ウランバートルもいずれ、豪華建造物とモニュメントが並ぶアシガバートのようになるのだろうか。
- 8月27日放送」:「ガイアの夜明け」"道"で稼ぐ! 〜進化する「道の駅」と「サービスエリア」〜
番組では、主として「道の駅むなかた」、道の駅「パティオ」にいがた、刈谷パーキングエリア(伊勢湾岸自動車道)、ほかに、海老名サービスエリア(東名高速)と清水パーキングエリア(新東名高速)など、全体として成功例(勝ち組)が紹介されていた。他にも、駐車場で車中泊が可能な施設、海岸に通じていて海水浴ができる施設、温泉つき施設など多種多様。もっとも、今回は取り上げられていないが、赤字続きのところもいっぱいあるらしい。
我が家でも、国内旅行はもっぱら自家用車利用なので、行く先々で、サービスエリアや道の駅のお世話になっている。大概は、トイレか食事のために立ち寄るが、食事に関しては一般的なレストランやカフェテリアではなく、ユニークなラーメン屋、海鮮丼などのあるところのほうが食欲が出る。道の駅の場合は、番組でも取り上げられていた通りで、野菜などの直販所を利用することが多い。
以下、中国道と山陽道でよく利用するサービスエリアをいくつか。
- 吉和SA
標高650mという高地にある。中国道のSAではもっとも高いはず。そのため真夏でも涼しいし、チェーン規制の無い時期でも雪だるまを作って遊ぶことができる。
- 佐波川SA上り線
「下関の唐戸市場から仕入れた魚をネタとした」海鮮丼が食べられる。
- 下松SA
上り線と下り線にそれぞれ6星座のモニュメントがある。それぞれ星座の特徴をよく表している。
- 宮島SA
下り線は宮島方面の眺めがいい。宮島ラーメンも美味しい。
- 安佐SA上り線
富士山のような形に見える「片廻山(かたもうしさん、標高682.0m)が魅力。このほか、無料の給水スタンド(「牛頭山トンネルの地下から湧き出るおいしいミネラル水が喉の渇きや気分をリフレッシュします。」)あり。
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あと、西日本では毎月2日は2割引というセールをやっていて、この日に限っては、一般道からわざわざSA裏の駐車場に車をとめて、レストランや土産物屋を利用する人も多いようだ。
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