じぶん更新日記1997年5月6日開設Copyright(C)長谷川芳典 |
今年の岡山大学祭は、2日目(11月3日)の午後から、11.5ミリのまとまった雨が降った。しかし最終日の11月4日は、晴れの良い天気になる見込み。
今年は、一般教育棟周辺の大規模環境整備工事により、大学会館北側や一般教育棟中庭などが工事中・立ち入り禁止のままの大学祭となってしまった。 大学祭開催期間中といえども、敷地内は指定喫煙場所を除いてすべて禁煙であるがどの程度守られるか心許ない。とりあえず、文学部周辺で喫煙行為を見つけた場合は、学生でも外来者の方でも区別無く禁煙を呼びかける予定である。大学祭最終日の喫煙・ポイ捨ての状況は、こちらを参照されたい。 |
【思ったこと】 131103(日)第6回日本園芸療法学会広島大会(6)レッドゾーンとグリーニング(5)奇跡の一本松と希望の庭 旅行のため間が空いてしまったが、10月30日に続いて、涌井先生の、 レッドゾーンとグリーニング 東日本大震災 奇跡の一本松の事例から という基調講演のメモ・感想。 講演の終わりのほうでは、講演タイトルにもあるレッドゾーンと緑化行動の話題が取り上げられた。レッドゾーンというのは 瞬間的にも空間的にも生存が脅かされるほどの高ストレス状態のことを意味しており、こういう状態に置かれた人間はしばしば、最も安定しストレスの無い状態を求めて緑化行動を志向するようになるというような内容であると理解した。そのさいには、トポフィーリアやバイオフィーリアといった概念も必要になってくる。ちなみに、トポフィーリアに関係した議論は、昨年3月の日本環境心理学会第5回大会【2012年3月12日およびそれ以降の日記参照】でも拝聴したことを思い出した。 レッドゾーン発生後の緑化行動は、阪神淡路大震災や東日本大震災の被災地でも大きな役割と果たしている。その1つが「奇跡の一本松」であり、また、「希望の庭」プロジェクトに象徴されるという。 次回に続く。 |