じぶん更新日記

1997年5月6日開設
Copyright(C)長谷川芳典



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 岡大・南北通り西側にある紅白のサザンカ。年によってはチャドクガの被害により殆ど花をつけないこともあるが、今年はいつもより花の数が多く、今が見頃となっている。


2013年12月02日(月)

【思ったこと】
1301202(月)九十歳になったら(2)ご長寿ブログの効用

 昨日の続き。今回は、10月15日のNHKゆうどきネットワークで放送された、こちらの方の話題を取り上げさせていただく。

 この番組は、「偉大なるお年寄り」の一環として放送されていたもので、途中からしか拝見できなかった。番組によれば、この方は、70歳になってから絵画の勉強を始められ、毎日の作品1枚を楽天ブログにアップ、また80歳になられてからはパソコンを始められ、書き込まれたコメントにも返信されているとのことであった。

 楽天ブログは私自身も楽天版じぶん更新日記として参加させていただいているので、「お気に入りブログ」としてリンクさせていただき、毎日の記事を拝見させていただいている。とにかくスゴイのは、一日も欠かさずにブログを続けておられることだ。しかも、その日に描いた絵を掲載するというのは私などには到底できることではない。

 ご高齢のブログ執筆者の方は他にも何名か存じ上げている。ご健康の状況によって休止される場合もあるが、私がアンテナやお気に入り登録で拝見させていただいているブログはおおむね規則的に更新され、長期間継続されている。

 このほか、私がこのブログ(Web日記)を始めた1997年時点ですでに「日記猿人」に登録され、いまなおお元気に執筆を続けておられる方々も少なくない。【5月8日の日記にご近況の情報あり。】1997年以前からブログ(Web日記)を執筆されていた方は、あれからすでに16年が経過し、みな歳をとってきた。日記自体も「ご長寿日記」と呼ばれたりするが、このまま執筆を継続されれば、執筆者御自身も80歳、90歳、...というようにご長寿になっていくだろう。

 あくまで主観だが、Web日記(ブログ)を10年、20年と継続して執筆できるということは、
  • 日記の執筆時間を含めて、日常生活全体が規則的になっている
  • 日記の執筆を通じて、自分自身の日常生活を点検し改善している
  • ネット上とは言え、他者との繋がりを保つことで孤独を回避している
  • 毎日の散歩時の感想やその時に撮った写真を日記に掲載することが励みとなり、結果的に、散歩行動自体が強化されるようになる。それ以外の種々のアクティビティ参加についても同様。
  • 世間の出来事、健康の話題、ストレス解消法などについてのクチコミ情報を利用することで社会から孤立しない。
といったメリットがあり、Web日記(ブログ)を執筆しない方、もしくは短期間執筆したものの長続きしなかった方に比べると、より規則的で継続性があり、内省的で向上心旺盛という特徴を備えている可能性があり、自画自賛ではあるが、結果的に健康寿命を延ばす効果があるようにも思える。

 不定期ながら次回に続く。